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[オピニオン]ガスOPEC

Posted December. 26, 2008 03:57,   

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石油輸出国機構(OPEC)に次ぐもうひとつの強力な資源カルテルが登場した。天然ガスを輸出する16ヵ国の代表らは23日、ロシアのモスクワに集まり、ガス輸出国フォーラム(GECF)を正式に立ち上げた。GECFの力はメンバー国のうちロシアやイラン、カタール、ベネズエラ、アルジェリアの5ヵ国だけでも、全世界の天然ガス埋蔵量の3分の2、生産量の42%を占めるほど強力である。世界の主要メディアは、「ガスのOPEC」が誕生したと大きな関心を示している。カタール・ドーハが、サンクトペテルブルグとテヘランを抜いて、本部の誘致に成功した。

◆GECFの発足と共に関心を集めているのは、「安価な天然ガスの時代は終わりつつある」というロシアのプーチン首相の宣言だ。世界最大の天然ガス生産国であるロシアが、各輸出国を結集して価格の引き上げを企むのではないかと気がかりだ。ロシアは、01年の発足以来協議体水準で運営されてきたGECFを公式機構へと変えた主役である。カタールをはじめGECFメンバー国8ヵ国はOPECメンバー国でもあり、この二つの機構が協力する可能性もある。ベネズエラのエネルギー長官は、「GECFとOPECが目指す原則は同様だ」と話した。ロシアは、石油とガス資源を武器に輸入国を苦しませた代表的な資源富裕国である。ロシアの国営ガス公社「ガスプロム」は、今もウクライナが滞納しているガス代金を支払わなければ来年1月1日からガス供給を打ち切ると脅かしている。ロシアは2年前、ウクライナとの対立を理由に二日間、欧州へのガス供給を中止し、欧州諸国の人々は真冬の寒さに耐えなければならない羽目になった。

◆エネルギーの97%を海外に依存する韓国としては、資源保有国の動きに敏感にならざるを得ない。韓国が多くの液化天然ガス(LNG)を輸入するカタールやマレーシア、インドネシアもGECFのメンバー国だ。今年9月、韓ロ首脳は両国をつなぐ天然ガスのパイプラインの建設に合意した。ガスエネルギーを確保し、輸送コストを削減する画期的な対策である。北朝鮮地域を通過する問題をはじめ、さまざまな障害があるものの、簡単に諦めるわけにはいかない。GECFを主導するロシアとの話し合いがうまくいけば、ほかのメンバー国ともよい関係を維持するのに大きく役立つことになるだろう。

方炯南(パン・ヒョンナム)論説委員 hnbhang@donga.com