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北朝鮮核問題、オバマ政策の優先課題から外れる

北朝鮮核問題、オバマ政策の優先課題から外れる

Posted November. 13, 2008 09:28,   

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バラク・オバマ米次期大統領は、最近開設した公式ホームページ(www.change.gov)で、経済再建、医療保険の改革、イラン核開発の阻止など、5つの重要優先推進政策課題を提示した。ここに、北朝鮮の核問題は含まれていなかった。

同ホームページは、「オバマ政権には、包括的で詳細なアジェンダがある」とし、最優先課題として、△経済再建、△医療保険、教育、社会保障システムの改革、△エネルギー自立案づくり、△イラク戦争の終結とアフガニスタンでの任務完遂、△イランの核兵器開発阻止などを提示した。

また、オバマ氏が、選挙時に開設したホームページ、バラク・オバマ・ドットコムは、外交政策項目で、イラク戦争、核兵器、イラン、イスラエルなど9つの問題を取り上げたが、北朝鮮は核兵器の項目で、「北朝鮮、イランのようにルールを破る国が、強力な国際的な制裁を自動的に被るよう非拡散条約を強化する」と言及したのにとどまった。

このように、新政権のアジェンダに北朝鮮の核問題があまり言及されないのは、オバマ氏が6者協議を軸にしたブッシュ政権の核問題対策に基本的に同意しているためだ。

オバマ氏は、大統領候補の時、テレビ討論や遊説で、ブッシュ政権が任期後半に行なった6者協議および北朝鮮との直接対話を自分の「直接対話政策」の主張が、正しいことを裏づける成功例だと重ねて強調していた。



sechepa@donga.com