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サッカー代表チームの許監督、W杯予選に向けたエントリーを発表

サッカー代表チームの許監督、W杯予選に向けたエントリーを発表

Posted August. 29, 2008 10:08,   

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李天秀(イ・チョンス、水原三星)は浮上し、朴主永(パク・ジュヨン、FCソウル)は沈んだ。韓国サッカー代表チームの許丁茂(ホ・ジョンム)監督が28日、9月10日に中国上海で行われる10年南アフリカ共和国ワールドカップ(W杯)に向けた北朝鮮とのアジア地域最終予選1次戦のエントリー選手23名を発表した。

今回のエントリーの特徴は、オランダ・フェイエノールトからKリーグへ復帰して再起を狙う李天秀を果敢に抜擢し、これまでこれといった活躍がなかった朴主永を外したことだ。許監督は、李天秀が昨年のアジアカップ以後、オランダ進出や足首の怪我など、様々な問題が重なって、代表チームに入れなかったが、「やろうとする意気込みがとても強い」と評価し、代表チームに抜擢した。

許監督は27日、水原(スウォン)と仁川(インチョン)ユナイテッドのカップ大会で、李天秀が決勝ゴールを決めることを現場で見届けてから決断した。李天秀は、昨年7月アジアカップ以後、1年1ヵ月ぶりに代表チームへの復帰を果たした。

しかし、許監督はKリーグと代表チームで印象に残るほどの決定力を示せなかった朴主永はエントリーから外すという厳しい手を打った。各種代表チームで主力の攻撃手としてプレーした朴主永を除いたことについて、許監督は、「最近の調子が良くなく、自分の技量を発揮できないと判断したため」と述べた。08北京五輪グループ別予選のカメルーン戦で、ゴールを決めて復活の兆候を見せていた朴主永に、今回の決定がどのような効果をもたらすかにも関心が集まっている。

イングランド・プレミアリーグの金斗鍱(キム・ドゥヒョン、ウェスト・ブロムウィッチ)と、金東進(キム・ドンジン)、李浩(イ・ホ、以上ゼニト)、呉範錫(オ・ボムソク、サマラ)、金南一(キム・ナムイル、ヴィッセル神戸)ら海外派も合流した。しかし、薛鐗鉉(ソル・ギヒョン、フラム)と、前日、ドイツ・ブンデスリーガのボルシア・ドルトムントに移籍した李栄杓(イ・ヨンピョ)は除外された。

Kリーグの選手の中では、金珍圭(キム・ジンギュ、ソウル)が、「許丁茂号」に初乗船し、五輪チームで抜けていた徐東鉉(ソ・ドンヒョン、水原)と速い突破力が強みの李根鎬(イ・グンホ、大邱FC)、そして、曹宰榛(チョ・ジェジン、全北現代)と辛泳録(シン・ヨンロク、水原)も攻撃手として加えられた。

代表チームは、来月1日から京畿坡州(キョンギ・パジュ)のサッカー代表チームトレーニングセンター(NFC)で召集練習に突入し、5日、ヨルダンと初評価試合を行った後、7日、上海へ発つ予定だ。

◇エントリー(23人)

▲GK=金龍大(キム・ヨンデ、光州)、金永光(キム・ヨングァン、蔚山)、鄭成龍(チョン・ソンリョン、城南)▲DF=姜敏寿(カン・ミンス、全北)、趙容亨(チョ・ヨンヒョン、済州)、金東進、金珍圭、金致坤(キム・チゴン)、金致祐(キム・チウ、以上ソウル)、チェ・ヒョジン(浦項)、呉範錫、▲MF=金南一、李青龍(イ・チョンヨン)、奇成庸(キ・ソンヨン、以上ソウル)、金斗鍱、金正又(キム・ジョンウ、城南)、李浩、李天秀、崔成国(チェ・ソングク、城南)▲FW=辛泳録、徐東鉉(以上、水原)、李根鎬、曹宰榛



yjongk@donga.com