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住宅街での走行速度、30キロに制限

Posted July. 18, 2008 08:07,   

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これからは住宅街の道路を自動車で走行場合は、時速30キロ未満に制限される。また、排気量50cc未満の小型二輪車も申告が義務付けられる。

政府は17日、法務部、国土海洋部、警察庁などの関係省庁が合同で国家交通安全政策審議委員会を開き、このような内容を柱とする「交通事故死傷者を半減にする」総合施行計画を確定した。施行日は関係省庁間で協議して決めることになる。

総合施行計画は、2012年をめどに、自動車1万台当たりの死亡者数を07年基準の3.1人から1.2人へ減らすことを目標にしている。

政府は、歩行者の安全を守るため、住宅街にある道路での自動車の最高速度を時速30キロに制限する「生活道路速度管理システム(Zone30)」を導入することにした。警察庁の関係者は、「中央線が引かれていない全国の全ての住宅街の裏道が適用対象だ」とし、「交通事故死亡者の36%を占める歩行者を保護するための措置」と説明した。

これと共に、事故発生の際、致死率の高い二輪車の管理も強化される。これまでは申告の対象でなかった50cc未満の二輪車もナンバープレートを付け、保険加入が義務付けられる。また、自動車免許があれば運転が認められた125cc未満の二輪車も別途の免許を取得しなければならない。

酒気帯び運転者に対する処罰も強化される。3回以上の常習的な酒気帯び運転によって免許が取り消された場合、免許取得禁止期間が2年から3年(未定)へ引き伸ばされる。酒気帯び運転に対する処罰基準も、現行の2年以下の懲役もしくは500万ウォン以下の罰金から、3年以下の懲役もしくは1000万ウォン以下の罰金に強化される。

この他、バス、タクシー、貨物車などにデジタル式運行記録計の「ブラックボックス」の装着を義務付ける計画だ。これを事故原因の分析と運転パターンの改善に活用するという方針だ。

政府関係者は、「韓国の交通安全のレベルは、経済協力開発機構(OECD)加盟国に比べて20年ぐらい遅れていると分析された」とし、「5年以内に交通先進国レベルに交通事故を減らす」と話した。



fineday@donga.com