Go to contents

ハンナラ院内代表、国会レベルの南北政治会談を提案

ハンナラ院内代表、国会レベルの南北政治会談を提案

Posted July. 15, 2008 07:52,   

한국어

与党ハンナラ党の洪準杓(ホン・ジュンピョ)院内代表は14日、南北和解と協力に向けた国会レベルの「南北政治会談」を北朝鮮に正式提案した。洪院内代表は、また政治安定のために野党が提案した与野党円卓会議の構成を受け入れると明らかにした。

洪院内代表は、同日午前、国会で行った交渉団体代表演説で「南北の議会の指導者たちが集まって平和定着と南北経済協力方法、食料と資源問題、人道問題などについて虚心坦懐に話し合おう」と述べた。

しかし、金剛山(クムガンサン)で観光客が射殺された事件については、「あらゆる手段を動員して徹底した真相調査とともに再発防止対策作りに最善を尽くすべきだ」とし、「北朝鮮も真相解明をはじめ、我々の要求に積極的に協力することを促す」と強調した。

また「今回の事件は、南北和解がなぜ必要なのかを逆説的に示している」と言い、「このように不幸なことが繰り返されるのを防ぐためにも、南と北は対話をして共存の道へと進むべきだ」と話した。

さらに洪院内代表は、「建国時代と祖国近代化時代、民主化時代が過ぎて、統一の時代を切り開くために、豊かで強い国である『先進強国』の時代を開くべきだ」と述べた。それに向けた、政治安定、社会安定、経済発展、南北関係の発展という4大課題を提示した。

与野党円卓会議については、「月1回で定例化し、主な国政懸案について論議しよう」と呼びかけた。

改憲問題については、「1987年に改定された現在の憲法は、権力構図、統一、人権と環境、男女平等といった21世紀の時代精神が反映し切れていない」と言い、「しかし、すぐに本格的な改憲に向けた議論をするのは適切でない」と述べ、「時期尚早」とした。

洪院内代表は、「もっとも急がれる課題は社会的な大妥協だ」とし、△労政使委員会の大幅の再編を通じたアイルランド式の大妥協の模索、△国の綱紀と法秩序の確立、△インターネット上の意思疎通構図の改善などを至急の課題として挙げた。

そのうえで、「政府と与党は、物価と国民経済の安定を政策の最優先目標に掲げて経済を運営するべきだ。公企業の先進化と規制改革、韓米自由貿易協定(FTA)を生き残りをかけた問題と認識して積極的に推進していくだろう」と述べた。



leon@donga.com