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朴熺太ハンナラ代表「改憲論議、来年中に終わらせるべき」

朴熺太ハンナラ代表「改憲論議、来年中に終わらせるべき」

Posted July. 08, 2008 09:20,   

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与党ハンナラ党の朴熺太(パク・ヒテ)代表は、「李大統領に会って、まず何を言うつもりか」という質問に、「党を尊重してほしいと言いたい。これまで大統領と党は、意思の疎通が十分ではなかった。党の意思は国民の意思であると捉えて、耳を傾け、聞き入れてほしい」と強調した。

朴代表は、憲法改正に関連して、「来年に始めて、来年に終えなければならない。憲法という聖域に足を踏み入れるなら、権力構造だけに手を加えるワンポイント憲法改正ではなく、自由民主主義という基本理念から統一問題や領土条項などを全般的に論議すべきである」と述べた。

——指名最高委員2名を含む党組織改編の時期と原則は…。

「最高委員は、全羅道(チョンラド)と忠清道(チュンチョンド)から1名ずつ指名する。親朴槿恵(パク・グンヘ)系への配慮は、この過程で解決する。指名最高委員をさらに1、2名増やす案を推進する。青年の代表を最高委員会議に参加させる必要がある。党幹部の人事は、少し時間がかかるだろう」

——党和合の具体的な案は…。

「李大統領と朴槿恵元代表が随時会わなければならないだろう。両者は同じ党員であり、家族だ。李大統領が日本から戻ったら、様々な形で会うように建議する。朴元代表は、政治指導者としての役割をいくらでも果たすことができるし、国政に影響力を行使することもできる。私も、朴元代表に随時会う。親朴復党問題は、早期に解決する。最近の親李系の内部権力闘争のようなことが再び起こらないよう、うまく調整していく」

——朴代表は「管理型代表」で、大統領府の意思に忠実に従うという指摘もある。

「私は、当初から『和合型代表』を標榜した。私が大統領府の顔色を伺って、言われる通りにするなら、ハンナラ党は、大統領府の機構であって政党ではない。国民の声を大統領府に伝える『実直な代表』になる。しかし、与党が野党のように政府と離れてはならない」

——大統領に会って言いたいことは…。

「国民との意思疎通の道を広げ、国民に奉仕する政治をするには、党との疎通が基本だという点を強調したい」

——国会が開かれたら、まず何をするつもりか。

「当面の懸案は牛肉問題であり、最も重要な問題は経済だ。まず先に、牛肉問題を制度的に終わらせなければならない。そして、経済と物価高に対する国会レベルの対策づくりをする。民主党の新しい代表が提案した与野党と政府の円卓会議のようなものも良いアイディアだが、ひとまず、国会に出席して論議しよう。国会議員が国会に出席するのに、条件が必要だろうか。民主党の新しい代表が決断を下してほしい」

——ろうそくデモに対してはどう評価するか。

「純粋な意思が、国民と政府に大いに伝わった。政府もできる措置はすべてした。これからは、制度の場に移ることが望ましい。すべての問題を街頭で解決するという姿勢は、多くの国民が望まないだろう」

——憲法改正の必要性を主張する議員が多い。

「現行憲法が制定されて20年が経過した。今は時代状況も変わり、憲法改正を論議する必要がある。今年は、まず経済を立て直し、政府が安定して運営できる基礎をつくり、憲法改正は来年始めて、来年に仕上げる必要がある。憲法改正は、パンドラの箱のようなもので、国論分裂や社会的摩擦を伴う恐れがあるため、国会で節度をもって主導しなければならない」

——権力構造は、どう変えればいいと思うか。

「独占的な大統領中心制よりも、分権的な権力構造が望ましい。内閣制や二元執政府制が望ましくないだろうか。大統領4年重任制(任期4年で再選1回を認める制度)は、現行の大統領制の本質はそのままにして、任期を事実上8年に延ばすだけだ。地方自治体長は、現職が落ちることはほとんどないが、莫大な予算権と人事権を持った大統領が連任すべきだろうか」



jkmas@donga.com ditto@donga.com