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ろうそく集会、「政治闘争・暴力行使」の機運強まる

ろうそく集会、「政治闘争・暴力行使」の機運強まる

Posted June. 27, 2008 03:14,   

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政府の米国産牛肉の輸入衛生条件の告示を期して、「李明博(イ・ミョンバク)政府への審判、暴力デモも辞さず」の方向へと、ろうそく集会の性格や様相が大幅に変わるりそうだ。

「狂牛病(BSE=牛海綿状脳症)の危険性のある米国産牛肉の全面的な輸入に反対する国民対策会議」(国民対策会議)は26日、記者会見を開き、「いまや国民が政権の退陣を巡って議論せざるを得ない時にきている」と述べ、「政権退陣運動も辞さないつもりだ」と明らかにした。

国民対策会議では、「公式的な意思決定の過程は必要だろうが、政府に対する国民的な拒否や不服従運動へと進むだろう」と言い、「28日と29日の二日間、『告示の強行の阻止—李明博政府に対する審判のための週末での集中的なろうそく文化祭』を行うことを決めた」と話した。

国民対策会議は29日午後2時、景福宮(キョンボックン)駅と光化門(クァンファムン)で、長官告示の撤回を求める予定だ。

また、ろうそく集会のインターネットでの世論を主導してきたポータルサイト「ダウム」の討論掲示板「アゴラ」では、非暴力デモの方針から脱するべきだという意見が広がっている。

あるネットユーザーはアゴラに掲載した文の中で、「2ヵ月間、あれほど非暴力で立ち向かってきたが、その結果は官報掲載だ」と述べ、「必要なら鉄パイプや火炎瓶でも手にすることができることを行動で示すべきだ」と主張した。

このような流れに乗って同日、アゴラでは、「(デモ隊は)正当防衛のレベルで鉄パイプや野球バットを手にするべきだ」というテーマで投票が行われた。投票では、「暴力デモは自爆だ。どうか理性を持って考えよう」という反対の意見が示されたりもしたが、結果は賛成が反対より3倍ほども多かった。

このような変化は、告示の方針が発表された25日夜のデモにおいてもすでに現れていた。

同日、放送設備を備えた車両に乗って、デモ隊を率いていたデモ指揮部側の関係者たちは、マイクを通じて公然と、「いまや戦争だ」という掛け声を繰り返し叫んだ。

これを受け、かつてとは違い同日は、デモ隊の一部が角材や石を使って警察と衝突し、この過程で警察とデモ隊の双方にけが人が続出した。

警察は26日午前まで続いたデモで、アン・ジンゴル国民対策会議の組織チーム長など、139人を連行した。

一方、魚鋻秀(オ・チョンス)警察庁長は同日、国民対策会議に秩序への協力を求める手紙を送った。



alwaysj@donga.com