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国家標準認証、KCに一本化

Posted May. 30, 2008 03:01,   

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電気用品と情報通信器機などほとんどの工業製品に付けられている各種国家標準認証マークが今後は、「KC=Korean Certification)」という単一ブランドに統合される。

また、20類型におよぶ国家標準認証審査方法も9類型に単純化するなど、認証規制を見直す作業が本格的に進められる。

これによって、これまで各種の国家標準認証マークが何を意味しているのかさえ、十分に把握できないまま工業製品を使わざるを得なかった消費者の混乱が減り、製品を消費者に売るためには必ず認証を受けなければならなかった企業の負担も減少するとみられる。

29日にこうした見通しを発表した知識経済部技術標準院によれば、政府は最近、このような内容の国家標準認証統合作業を終え、来週中に、関係部局の協議を経て大統領に報告した後、国家標準基本法改正に取り掛かることにしたという。

これは、10にも及ぶ政府機関が消費者の安全を理由に、これまで国家標準認証規制を競って増やしてきたことから、39分野で13の認証マークが導入され、むしろ混乱が増していたという指摘を受けてのことだ。

政府は、39分野の中で単一マークが可能な33分野にKCを優先的に取り入れ、中長期的には、「KS」のように強制認証ではなく、任意認証マークも統合管理する方針であるという。

統合作業が完了すれば、△電気製品に付けられている「K」△ガス用品に付けられている「検」△ベビーカーなどに付いている「KPS」△情報通信器機に付いた「MOC」などの認証ブランドがKCに統一される。

政府はまた、KCを、米国の「UL」、欧州連合(EU)の「CE」、中国の「CCC」、日本の「JIS」などに対抗する国家標準認証ブランドに育てる計画だ。

これと共に、部署別で運営する20個の認証審査方法が互いに似ていたり、重複する部分が多いとみて、9類型(モジュール)に単純化することにした。



cha@donga.com