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KAIST総長「狂牛病問題、感情的な接近は禁物」

KAIST総長「狂牛病問題、感情的な接近は禁物」

Posted May. 10, 2008 03:01,   

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「狂牛病(牛海綿状脳症=BSE)の危険性については、科学者や医学者、獣医などの関連分野の専門家が発言しなければならない。政治家が出て発言することは望ましくない」

KAISTの徐南杓(ソ・ナムピョ)総長が9日、社会的問題に浮上した米国産牛肉と狂牛病問題について、このように述べた。

徐総長は同日、延世(ヨンセ)大学の白楊館(ペクヤングァン)で、リーダーシップに関する講演を行ない、「(狂牛病問題に)科学的かつ医学的な面で事実の伝達が行われず、感情的に接近しては、社会の発展がない」と述べた。

さらに、「事実を理解して究明した基礎の上で問題を討論すべきだ。そうでなければ、無駄な誤解だけを招く」と指摘した。

徐総長は講演後、記者との電話取材で、「専門家が狂牛病に対して一時的に特別委員会を設置し、報告するようにする必要がある。十分な研究を終え、問題がある場合には解決し、問題がなければ事実をそのまま報告すればいい」と語った。



mhjee@donga.com neo@donga.com