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GMやフォード共に…「韓国製車の部品はグッド」

GMやフォード共に…「韓国製車の部品はグッド」

Posted May. 01, 2008 07:19,   

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展示場内のある相談ブースでは、米自動車メーカー、フォードの自動車部品のバイヤーのディフェックト・パテル氏と、国内自動車部品メーカーのA社の社員が相談を行っていた。

A社の社員がカタログを示しながら、自動車に入るボルトを見せると、パテル氏は、「ベリーナイス(非常に素晴らしい)」を連発した。

パテル氏は、「これまでフォードはグローバル的な自動車部品会社を通じて、韓国製品を間接的に購入していた。韓国製品は品質がよく、価格も手ごろで、今年から直接購入する案を検討している」と伝えた。

また、「韓米自由貿易協定(FTA)が、両国の批准を経て発効すれば、関税の廃止で韓国製品の価格競争力が高まるだけに、製品の購買もさらに増えるだろう」と付け加えた。

昨年、韓国の自動車部品の輸出高は124億ドル(約12兆4248億ウォン)で、自動車輸出額(357億ドル)の3分の1程度だ。

多くのバイヤーは韓国とのFTAが発効されれば、韓国製品の購入を増やすという意思をほのめかした。実際、同日、相談に参加した162社のうち、米国は68社、ヨーロッパが34社で、半分以上を占めた。

会場で会った世界トップの自動車メーカー、GMのジョージフ・エディンガー購買担当副社長は、韓国の自動車部品メーカーの展望についての質問を受けると、一枚の書類を突き出した。

書類にはGMが今年、新たに取引を行う韓国の部品メーカーの候補59社のリストがかかれていた。02年は60社余りに止まったGMの韓国取引部品メーカーは毎年増え、昨年は137社へと増加した。

エディンガー副社長は、「GMが選んだ世界優秀の部品メーカー97社のうち、韓国企業は17社にも上る」と述べ、「韓国は技術の早い変化に合わせて、製品もスピーディーに生産するのがメリットだ」と話した。

日本第3位の自動車メーカー、スズキのハンガリー法人の相談ブースのテーブルには、韓国自動車部品メーカーの名刺が積もっていた。

自国の部品メーカーと取引したり、最初から系列化することで有名な日本の自動車メーカーが、韓国企業と購買相談を行うことが目を引いた。

韓国自動車部品メーカーのB社の社員が相談を行い、「起亜(キア)自動車にも部品を納入している」と話すと、スズキの町野ノリヨシ購買担当取締役とロバート・クリスチャン部長は、顔を合わせながら、驚きの表情を示した。起亜自動車から認められる部品なら、スズキも購買を考慮してもいいという意味だった。

KOTRAは今回の展示会を通じ、韓国の各自動車部品メーカーが計5億ドルの購買契約を締結できるものと予想した。

チョン・グァンヨンKOTRA主力産業チーム長は、「韓国の自動車部品会社が世界有数の自動車企業から技術力を認められただけに、マーケティングの支えさえあれば、韓国からもボッシュやデルファイなどのグローバル自動車部品メーカーが誕生するだろう」と話した。



abc@donga.com