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ハナロテレコムを相手に初の集団賠償訴訟

ハナロテレコムを相手に初の集団賠償訴訟

Posted April. 29, 2008 08:17,   

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600万人分の顧客の個人情報を故意に流した容疑がもたれているハナロテレコムに対する集団訴訟が始まった。

法務法人「ナムガン」は最近、情報流出の被害者32人からの委任状を受け、「プライバシーの秘密や自由を侵害された」という理由で、ハナロテレコムや国を相手にした損害賠償の請求訴訟を、ソウル中央地裁に起こしたと、28日明らかにした。

ナムガンは、「顧客600万人分の情報を了解無しにテレマーケティング会社に故意に提供したのは、ハッキングによって顧客情報が流出したオークションの事件より違法性が高い」と述べ、「被害者たちの届出にも関わらず、きちんと措置を取らなかった国にも責任がある」と述べた。

ナムガンでは、ネイバーなどのインターネットポータルサイトのコミュニティーを通じて被害者を集めており、訴訟費用は1人あたり1万ウォン、損害賠償の請求額は1人当たり100万ウォンだ。ナムガンのほか、何人かの弁護士が、ポータルサイトなどを通じて被害者たちを集めて、訴訟を準備している。

ハナロテレコムでは、「まず、警察や検察の捜査結果がはっきりしてから対応するつもりだ」と述べ、「顧客に対しては近いうちに謝罪文を掲載する予定だ」と明らかにした。

ハナロテレコムは最近、顧客600万人分の個人情報8350万件を、1000ヶ所のテレマーケティング会社に流した容疑で、元・現職の役員や従業員20人が起訴された。



bell@donga.com