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米、「北朝鮮とシリア、97年から核協力」

米、「北朝鮮とシリア、97年から核協力」

Posted April. 26, 2008 07:59,   

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米中央情報局(CIA)は24日(現地時間)、北朝鮮の核問題を話し合う6者協議の北朝鮮代表団関係者とシリアの原子力委員会関係者が一緒に写った写真など、北朝鮮がシリアの核開発を支援したという疑惑を裏づける資料を米議会に報告した。

CIAが「決定的物証」として提示した情報に含まれた写真の人物は、寧辺(ヨンビョン)核燃料製造工場の責任者であることがわかった。

米政府は、イスラエルが昨年9月に爆撃したシリア北東部の核施設は01年から建設され、稼動直前の段階であり、北朝鮮は97年からシリアと協力してきたと推定されることを明らかにしたと、米メディアが伝えた。

しかし、クリストファー・ヒル国務次官補は、日本のテレビ局とのインタビューで、「北朝鮮とシリアの核協力は過去のことであり、現在は協力関系にはないというのが米政府の判断だ」と述べた。

北朝鮮とシリアの核協力の事実が公開されたことで、米政府内の強硬派と北朝鮮の反発が予想される。しかし、北朝鮮と米国は、北朝鮮が申告する核計画の検証問題に協力することで合意し、プルトニウム関連の事案も深く話し合うなど、かなりの進展があったという。

このため、北朝鮮が早期に申告書を6者協議議長国の中国側に提出し、5月には、核申告問題を終えて、核廃棄の段階を準備するための6者協議が開かれるという予想も出ている。

一方、ジョン・ルード米国務次官は、国際原子力機関(IAEA)のエルバラダイ事務局長に北朝鮮とシリアの問題について報告し、IAEAが同問題を調査することを期待すると、米政府の関係者が伝えた。

中国外交部報道官は、「6者協議の進展に影響を及ぼしてはいけない」と主張した。

日本の福田康夫首相は、「核非拡散という点で、大変大きな問題だ。憂慮している」と述べた。



sechepa@donga.com jin0619@donga.com