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CNNサイトが一部機能障害、中国ハッカーが攻撃か

CNNサイトが一部機能障害、中国ハッカーが攻撃か

Posted April. 21, 2008 04:47,   

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18日、米CNNのインターネット・ホームページに、「一部機能障害」が発生した。このため、韓国、日本、中国などのインターネットユーザーたちは一時、アクセスすることができなくなった。

CNNは同日発表した報道資料で、「CNNウェブサイトを無力化させようとする試みが発見され、先制予防措置を取った。そのため、アジアの一部地域でサービス障害が発生した」と説明した。

米紙ウォールストリートジャーナルは19日、「中国のハッカーたちが最近、CNNに対する攻撃を宣言したことがあり、中国のユーザーたちがハッキングをした可能性が高い」と報道した。

同紙は、中国ハッカーたちが宣言したような大規模攻撃はしなかったが、小規模で、「見せしめのハッキング」を断行したようだと分析した。中国ハッカーの専門家であるスコット・ヘンダーソン氏も、「中国ハッカーたちが最近、インターネットで共同でCNNに対する大規模ハッキングを議論した」と語った。

同事件は最近、CNNのチベット事態報道に対する中国人の反発を示す事例だ。中国人は事態初盤から、CNNの報道態度に不満を持っていた。

特に9日、CNNアンカーであるジャック・キャファティが、「中国は基本的に『チンピラで不良』だとし、過去50年の間、何も変わってない」と批判したのが、中国人を大きく刺激した。

中国政府は外交部報道官の声明まで出し、強く批判した。これに対しCNNは、「中国人の感情を損なう意図ではない」と発表したが、CNNに対する中国人の怒りは鎮まらないでいる。

「CNNみたいに振舞うな」と言う歌も、インターネットを通じて中国各地に急速に拡散した。米国ではロサンゼルスとCNN本部のあるアトランタで、中国人の抗議デモが起きた。

ウォールストリートジャーナルは、「多くの西側マスコミが最近、チベット報道と関連し、中国で批判を受けており、CNNは西欧マスコミを代表するという象徴性のため、特に批判の対象になっている」と分析した。

米公営ラジオであるNPRは、「中国とCNNの葛藤が続けば、中国政府がCNNに対し取材制限措置を取るという予測も出ているが、五輪を控え、中国がそのような措置を取るのは難しいだろう」と展望した。



kong@donga.com