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「塾代の無利子融資を実施」東京都が格差対策

「塾代の無利子融資を実施」東京都が格差対策

Posted April. 18, 2008 03:21,   

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日本の東京都が今年8月から、低所得世帯の中学3年生・高校3年生を対象に、△学習塾などに通う際の費用△大学や専門学校の受験料——などを無利息で貸し付ける制度を始める。朝日新聞など日本の各メディアが17日に報じた。

親の経済力で子どもの教育に格差が生まれ、結果として就職先の確保が厳しくなったり見つからなくなるという悪循環を防ぐことが狙いだ。東京都は、融資を受けた人が高校や大学に合格した場合は、返済を免除する案も検討しているもようだ。日本のマスコミによると、生活保護対象者ではなく低所得世帯の子どもを対象にした塾代の無利子融資は日本初の試みだ。

支援対象は4人家族ベースで、1世帯の所得合計が年380万円以下の家庭の受験生。都は、中学3年生の約1800人に、高校3年生の場合は約900人に貸し付ける、としている。また、中学3年生に年15万円を無利子で融資し、高校3年生には上限20万円を貸し付ける予定だ。

都の試算によると、中学校3年生の学習塾費用は年平均約25万円だ。文部科学省の06年度「子どもの学習費調査」によると、子どもが公立中学校に通いながらも塾に行かなかったことを示す「学習塾費0円」の世帯は約28%だったが、年収400万円未満の世帯では約45%と多かった。



sya@donga.com