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李大統領、過半数確保受け「国民生活と改革立法に拍車を」と指示

李大統領、過半数確保受け「国民生活と改革立法に拍車を」と指示

Posted April. 11, 2008 03:06,   

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李明博(イ・ミョンバク)大統領は10日、ハンナラ党が4・9総選挙で過半数の議席を確保したことを受け、各種国民生活や改革立法の処理と国政課題の遂行に拍車をかけるよう秘書陣に指示した。

李大統領は同日、首席秘書官会議を主宰した席で、「もう過半数の議席を確保したのだから、スピードを出して国民が肌で感じられる結果が出せるように取り組んでほしい」と述べ、「国民が望んでいることの中で、簡単にできる事柄から先に処理するように」と指示したと、李東官(イ・ドングァン)大統領府報道官が伝えた。

同日の会議では5月の臨時国会で至急推進しなければならない法案や案件に対する担当首席秘書官らによる報告に続き、それに対する李大統領の指示があったと、大統領府は明らかにした。

李報道官は、早急に推進すべき課題について、「金融・産業資本の分離緩和や産業銀行の民営化、出資総額制限制の廃止、持ち株会社の規制緩和などは全て予め予告されており、その他、法人税の引き下げ、研究開発(R&D)投資額に対する税額控除の拡大などにも早急に取り組まなければならない。各種規制緩和や庶民物価の安定対策、特に、52の生活必需品の価格対策についての報告があった」と述べた。

また、「不良食品問題については、食品安全基本法もできれば5月の国会で処理してほしい。公共機関の改革プログラムもできる限り早く処理する」とし、「英語の公教育強化策はいったん中長期課題として取り組んでいく。『教員評価制』は至急処理するという報告があり、(大統領によって)受け入れられた」と付け加えた。

一方、李大統領は、ハンナラ党が過半数の議席を確保した総選挙の結果に触れ、「経済立て直しや雇用創出を支持した国民世論が過半数の議席を作った」と評価しつつ、国民への感謝を示したと李報道官は伝えた。

李大統領は、「(国会過半数議席という)環境が整えられただけに、先進国入りするという国家的目標に向かって、実質的に国政を運営していく上で、国会側の理解と協力を求めるのが容易になった。やはり国民が政治より先に進んでおり、低い姿勢で国民に仕えなければならないことを改めて実感した。謙虚な姿勢で熱心に働こう」と述べた。



swpark@donga.com