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韓国駐在の4国大使「6者協議が核問題の唯一の解決策」で一致

韓国駐在の4国大使「6者協議が核問題の唯一の解決策」で一致

Posted March. 31, 2008 03:03,   

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米国、日本、中国、ロシアの韓国駐在大使たちは、韓半島の非核化と北朝鮮の核問題の解決のためには6者協議が唯一の解決策で、関連国の協力が必須であるという見解を示した。

しかし、李明博(イ・ミョンバク)政権の対北朝鮮相互主義については、米国と中国が微妙な違いを見せた。

東亜(トンア)日報が創刊88周年記念で行った米・日・中・ロの4ヵ国大使の相次ぐ特別インタビューで、アレクサンダー・バーシシュボウ米国大使は「北朝鮮は昨年末まで約束した『完全な核プログラム申告』を延ばしており、(6者協議が)モメンタムを失ったことは確かだ」として、「6者協議は最善であるが、その枠組みの中で朝米間の二国間対話を行う可能性もある」ことを強調した。

寧賦魁・中国大使は「(6者協議が)現在、厳しい状況を迎えており次の行動が遅れているが、方向には変化がない」ものとし、「協議の過程が容易ではないが、中国は6者協議の議長国としてバランス良く会談を進め、韓半島の非核化を実現してほしい」と語った。

しかし、寧大使は「南北の軍事的対置、政治的対立は双方の利益に合致せず、地域の平和発展の流れにも合わない」との見解を示し、対北朝鮮相互主義について米国とは違う見方を持っていることを示唆した。

重家俊範・日本大使は、「韓半島の非核化、拉致問題の解決、不幸な過去を清算し北朝鮮と国交正常化を果たすということが日本の基本方針であり、これに向けて6者協議は重要なプロセス」と言及した。

寧大使は、「中国は韓半島の平和と発展、統一の実現のために助ける」としており、また、イワシェンチョフ・ロシア大使は「ロシアは南北が統一に向かうことを支持してきた」と言及し、中国とロシアが南北の統一を支持するとの見解を明らかにした。



youngkim@donga.com