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李大統領、「国民の意思に反する北朝鮮交渉はない」

李大統領、「国民の意思に反する北朝鮮交渉はない」

Posted March. 27, 2008 08:13,   

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李明博(イ・ミョンバク)大統領は26日、「国民の意思に反する北朝鮮との交渉は、これからはない。統一部は、これまでの交渉姿勢を変えなければならない」と述べた。

李大統領は26日午前、ソウル鍾路区三清洞(チョンログ・サムチョンドン)の南北会談本部で開かれた統一部の業務報告で、「南北間問題に関しては、非常に透明に、国際社会で認められているルールの上で積極的に話し合う準備をする」とし、このように述べた。

また、「南北間の最も重要な精神は、91年に締結された基本合意書であり、その精神を守らなければならない」としたうえで、「基本合意書には、韓半島の核問題に関することが盛り込まれており、北朝鮮もすでに非核化の精神に合意している」と強調した。

李大統領はさらに、「核を放棄すれば、北朝鮮政権も安定し、平和も維持されるのであり、経済自立の基礎も作ることができる。韓国は、北朝鮮の核廃棄に向けて6者協議を通じて努力を続けなければならない。国際社会との協力を通じて、このような懸案が解決されるなら、(北朝鮮と)協力する用意がある」と述べた。

そして、「韓国国民を愛するように北朝鮮住民を愛するべきであり、このような観点で、北朝鮮住民の苦境に対しては、協力が継続される」と述べ、人道的な支援を続ける意思を表明しながらも、「北朝鮮も、国軍捕虜や拉致問題などは人道的次元で協力すべきだ」と力説した。

李大統領は、「金剛山(クムガンサン)観光、開城(ケソン)工業団地事業は改善の余地が多いが、継続されるべきだ」とし、「南北間の事業を本格化するには、南北間の多くの懸案が改善されなければならない」と付け加えた。



ddr@donga.com