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ハンナラ党公認候補が金品渡す場面発覚 候補資格剥奪

ハンナラ党公認候補が金品渡す場面発覚 候補資格剥奪

Posted March. 26, 2008 03:03,   

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4月9日実施の第18代総選挙に向けた候補登録が始まった25日、与党ハンナラ党と野党統合民主党では候補らの醜い行動が相次いだ。ハンナラ党の公認候補の金宅起(キム・テッキ)元議員(江原−太白・寧越・平昌・旌善)は24日、地方区で巨額の現金を側近の金某氏(41)に渡した事実が選挙管理委員会の職員に摘発され、25日に公認候補の資格を剥奪された。選管は2人を公職選挙法違反の疑いで警察に告発した。

選管は、金元議員が黒いビニール袋に入れられた札束を旌善郡旌善邑(チョンソングン・チョンソンウプ)の農協郡支部近くの道路で金氏に渡す場面を現場で押さえ、ビデオカメラで撮影した後、5キロを追尾し、車内で大量の札束を摘発したと明らかにした。金氏の車からは計4100万ウォンの現金や手形と選挙区民のリストが発見された。

金元議員は韓国自動車保険社長を務めていた1993年、「国会労働委員会の現金封筒事件」で刑事処罰された前歴があり、党公認候補に決める過程でも反対意見が多かった人物だ。

ハンナラ党は、同地方区に崔東圭(チェ・ドンギュ)元中小企業庁長を新たな公認候補として立てた。

民主党では比例代表の当選可能性が低い順位の候補らが相次いで辞退を表明した。

比例代表の名簿が発表された24日、金根植(キム・グンシク)慶南(キョンナム)大教授(28番)が辞退したのに続き、25日には徐瑛教(ソ・ヨンギョ)元ヨルリン・ウリ党副スポークスマン(33番)、金ジョンヒョン元市民団体連帯会議・共同運営委員長(34番)、コ・ヨンホ元女性経済人協会副委員長(35)、金ヒョン民主党副スポークスマン(39番)、チョン・フンジン元鍾路(チョンノ)区庁長(42番)らが辞退の意を明らかにした。

一部の候補らは公認候補の選定結果に反発し、辞退を検討中か連絡を絶ったまま行方をくらましている。



jkmas@donga.com koh@donga.com