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李在五議員の「不出馬」撤回、鄭斗彦議員が「荒唐無稽なこと」と批判

李在五議員の「不出馬」撤回、鄭斗彦議員が「荒唐無稽なこと」と批判

Posted March. 26, 2008 03:03,   

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ハンナラ党の総選挙候補55人が李相得(イ・サンドク)国会副議長の総選不出馬を求めるうえで、影響力を行使したとされる「実力者」の鄭斗彦(チョン・ドゥオン)議員は25日、「李在五(イ・ジェオ)前最高委員が不出馬を宣言すると言ったので、李相得副議長の不出馬を要求した。李前最高委員が出馬するのは、荒唐無稽なことだ」と述べ、李前最高委員に対して直撃弾を放った。

鄭議員は25日、東亜(トンア)日報の電話取材に対して、「元来、李相得副議長の不出馬を求めていた南景弼(ナム・ギョンピル)議員と李副議長が会って話し合い、事を終える考えだった。しかし22日の夜遅く、李前最高委員が『出馬しない』と言ったので、それならば応援すると首都圏の議員たちが立ち上がったのだ」と話した。

そして、「李前最高委員が大統領府で、李副議長の不出馬を望まない李明博(イ・ミョンバク)大統領の意思を確認して、出馬を強行したのではないか」という質問に対しては、「李副議長の不出馬を望まないという大統領の意思は、すでに分かっていた。それは理由にならない」と断言した。

鄭議員は、「李前最高委員が出馬する場合すべてを失うだろうと言っていたのに、2日間悩んだ結果、結局出馬を宣言してしまった」と不満をもらした。また、「首都圏では、人事問題後の状況が芳しくない。李副議長の公認後、状況はさらに悪くなった」と付け加えた。

これに先立ち、鄭議員は同日、連合ニュースとのインタビューで、55人の集団行動について、「ただ、大統領と党のために立ち上がった。『生六臣(朝鮮端宗の時代の忠臣)』と呼んでほしい。歴史を見れば、忠臣が一時的に敗北することはあっても、最後には常に勝利する」と述べた。

しかし、李副議長が出馬を強行する場合、公認返上も辞さないと言っていた55人が、「まず総選挙に専念し、その後、衷情に対して評価を受ける」と言って後退したことに対して、性急だったという批判の声が多い。政治家として新米の彼らが、早くも権力争いに沿って行動し、自分の言葉に責任を負わないのは問題だという指摘だ。ある党役員は、「与党候補たちが、発足1ヵ月しか経たないのに大統領の人事権まで取り上げて批判し、今になって手を引く姿は滑稽だ」と批判した。



ditto@donga.com