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民主党の公認革命を主導する朴在承公審委員長

民主党の公認革命を主導する朴在承公審委員長

Posted March. 10, 2008 03:00,   

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統合民主党の「公認革命」の中心的な位置にいる朴在承(パク・ジェスン)公認審査委員長は、9日に2度も涙をぬぐった。ソウル永登浦区堂山洞(ヨンドゥンポク・タンサンドン)の民主党の党本部で1時間以上行われたインタビューで、朴委員長は1990年代に亡くなった母親が残した「他人の評価を恐れよ」という教えを語る時、目頭を赤くした。話を続けられず手が震えた。旧時代の政治慣行と決別するために刀を研ぐ彼の現在のイメージとは異なる姿だった。

しかし、朴委員長は「党規どおり進めればいい」という原則を強調した。朴委員長は、党最高委員会議が7日、1次公認審査の結果を保留したことについて「党規によって、公審委の決定を最高委員会議が(別途判断するまでもなく)原案どおり確定すればいい」と言い切った。

また、「比例代表および首都圏の戦略公認も、党規に『党代表と公審委員長の合意が必要だ』と規定されている。孫鶴圭(ソン・ハクキュ)、朴相千(パク・サンチョン)代表と私が(協議ではなく)合意した後に、候補を選ぶこともあるだろう」という言葉も付け加えた。以下は一問一答。

——7日、民主党最高委員会が1次審査の結果を保留した。公認者の名前だけが提供されたものという不満をもらしているが。

「1人で出馬を申請した62地域の公認の結果だった。明白な結果が出る地域だった。にもかかわらず、最高委がそのように表現した理由は見当がつくだろう。公審委の決定に欠点があるというよりも、遅れて発表するのが(選挙戦略上)いいと考えた」

——議員の世論調査の結果も、公審委員12人のうち朴委員長だけが見たと言って不満だが…。

「セキュリティのためだった。世論調査の結果を私だけが見たのにすでに数字が漏れ、混乱が生じている。望むのであれば党指導部に見せることもできるが、その際の混乱はどうするのか」

——禁固以上の刑を宣告された前科者11人の排除原則を明確にしたが、1人は無念だと言っているが。

「(A氏の名前を挙げた後)その人は本当に無念だろうが、しかし、国民の目で見れば、そうではない。」

朴委員長はさらに、「A氏が私の言葉を根拠に再審を申請する恐れがある」と話して、実名を公開しないよう要請した。

——11人の排除決定後、一部は再審を要請したが。

「『その場にいたなら、そうせざるを得なかった』という反論があるが、同意できない。国会議員のような高い地位は、責任を負う地位でなければならない。将軍が死を恐れ、部下にだけ出ていけと言っていいだろうか。自分が先頭に立たなければならない。党内に彼らを救済しようという声もあったが、私にはそのような声は聞こえない。周囲でも声が少しずつ減っている」

——数人の政治家の排除決定も重要だが、民主党の未来を示せる新人の発掘も重要だ…。

「大統領選の敗北の過程で、党は国民の信頼を失った。公認の申請を締め切ったのだから、突然幅広く申請を受けることは難しい。ただ、数人良い人を迎え入れていると聞いている。また、公認審査の面接の過程で、いい応答をする人もいた。しかし、彼らは当選可能性の面で限界がある。新任も少しいて、既存の人の中でも評判のいい人も少しいる」

この流れで、朴委員長は「悪貨が良貨を駆逐する」というグレシャムの法則を取り上げた。朴委員長は、「なぜ選挙の時になると、政治家の嫌悪行動が大きくなるのかわからない。もみあいになり声を荒立てる。友人とグレシャムの法則の話をよくした。政治家たちが新人の政界入りを阻止するために、わざとそうするのではないかとも考えてみた」と述べた。

——政界や公職の提案を受けたことはあるか。

「金大中(キム・デジュン)元大統領が野党総裁だった時代に、民主党で地方区からの出馬を勧められた。弁護士の仕事にやりがいを感じていた時だったので断った」

——公認審査を始めてから半月近く経った。1日も休んでいないが、体力をどのように維持しているのか。

「01年に偶然始めたマラソンを今もしている。今朝も1時間走ってきた。02年春に東亜(トンア)国際マラソンに出場して、4時間25分でフルコースを完走した。以前から、走りながら亡くなった母のことを考え、想像の中だが会話をしている。マラソンが私には『マザートン』だ」

——母親から受けた影響は…。

朴委員長は、インタビュー全般にわたって出たこの質問に感情を抑えられず、「少し後で話そう」と言って話題をほかに移した。しかし、インタビューの最後に同じ質問を受け、涙をぬぐいながら、やっと口を開いた。

「『他人がどう評価するか常に念頭に置きなさい』と言っていた。公認審査の時も、この言葉をよく思い出した」



srkim@donga.com koh@donga.com