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韓米首脳、4月にキャンプデービッドで夫婦晩餐

韓米首脳、4月にキャンプデービッドで夫婦晩餐

Posted March. 06, 2008 03:05,   

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4月中旬開かれる予定の李明博(イ・ミョンバク)大統領とブッシュ米大統領による初の韓米首脳会談の会場に、ワシントン近郊の大統領専用の別荘であるキャンプデービッドが事実上確定した。

李大統領夫妻はここでブッシュ大統領夫妻の招待による「プライベートディナー」を共にした後、別荘で1泊し、その翌日に首脳会談を行う予定だ。

キャンプデービッドで2日間を共にしながら会談を行うのは、米大統領が特別な親近感を示す際に選ばれる方式で、韓米間では今回が初めてとなる。随行団が同席するホワイトハウスの公式晩餐ではなく、夫婦招待のプライベートな晩餐も初めてだ。

ホワイトハウス内部の事情に詳しい米国のある外交消息筋は4日、「ホワイトハウスは、韓米首脳がキャンプデービッドで晩餐会を開いた翌日の午前中に、会談および記者会見を開くことを希望した。韓国側もこれを前向きに受け入れた」と述べた。

さらに同消息筋によると、「ブッシュ大統領は李大統領の訪問に格別な関心と親近感を示すことで、韓米同盟が新しい時代に向かって進んでいることを内外にアピールする狙いがあるようだ」と伝えた。

同氏は、ブッシュ大統領が昨年8月、キャンプデービッドでサルコジ仏大統領を歓待することで、米仏関係の回復を歓迎するメッセージを伝えたことに触れ、「ブッシュ大統領は今回の韓米首脳会談を、その時と同様の特別なイベントとして位置づけている」と説明した。

ワシントンのある外交消息筋も、「ブッシュ大統領は単に(摩擦のあった)盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権時代以前の親密だった関係に戻るわけではなく、米国にとっての韓国の意味と比重が過去とは比べ物にならないほど重要になり、格上げされたことを示すもの」と述べた。

キャンプデービッドはワシントンから北へ97キロ離れているアパラチア山脈の端っこにある0.5平方キロメートル規模の別荘だ。1938年に連邦政府職員の家族の休養所として設けられたが、1942年から大統領専用の別荘として使われてきた。



sechepa@donga.com