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30大グループの経済比重、10年間「半分に」

30大グループの経済比重、10年間「半分に」

Posted February. 29, 2008 03:13,   

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韓国の30大グループが国民経済の中で占める比重が大幅に減少したという研究結果が出た。

韓国経済研究院は28日、「大規模企業集団の国民経済的比重」という報告書で、韓国の外部監査対象企業1万8000社(金融会社は除外)を調査した結果、30大グループ系列企業数は1995年の206社から05年の218社へと大きな変化は見られないが、これらの企業が占める売上げの比重が59.7%から35.6%に減少していることがわかったと発表した。また、同期間、30大グループの総資産比重は34.1%から19.2%へと減少し、雇用比重も40.3%から25.6%へと下がった。

グループ規模別では、4大グループの売上げ比重減少が40.5%から22.0%と最も大きかった。また、5〜10位のグループは14.0%から10.1%に減少し、10位圏外のグループの売上げ比重には大きな変化は見られなかった。

報告書では、「韓国は現在、グローバル企業育成が切実な状況だが、韓国の大企業はむしろ政府の各種規制に縛られ、成長の足かせになっている。これは結局、グローバル時代の国家競争力と経済成長を阻害する要因になっている」と指摘している。

韓国経済研究院の李ジュソン企業研究本部長は、「大規模企業集団指定制度が導入された1987年には、借入れを通じた企業の無分別な拡張が問題だったので規制する必要があったが、今は、このようなリスクが大いに緩和されており、むしろ大企業集団規制は、グローバル競争力を弱める要因になっている。大規模企業集団指定制度と出資総額制限など、大企業への規制を大幅に撤廃しなければならない」と語った。



changkim@donga.com