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南柱洪・朴銀瓊長官候補者、辞退

Posted February. 28, 2008 03:15,   

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不動産投機及び税金申告漏れ疑惑などが取りざたされた南柱洪(ナム・ジュホン)統一部長官候補者と朴銀瓊(パク・ウンギョン)環境部長官候補者が27日、長官職を辞退した。

24日、李春鎬(イ・チュンホ)候補者の辞任により空席になった女性部長官候補者には、前韓国社会福祉士協会副会長の辺道潤(ビョン・ドユン、61、写真)氏が内定した。辺氏はソウル女性プラザ代表、女性部の女性史展示館諮問委員、ソウルYWCA理事、韓国YMCA全国連盟の社会教育政策委員会委員などを歴任している。

李東官(イ・ドングァン)大統領府報道官は同日午後、「李明博(イ・ミョンバク)大統領は午前中迷っていたが、南・朴両候補者が、新政府と李大統領に迷惑はかけないと勇退の意思を伝えたのを受け、大きな視点からこれを受け入れるものとした」と述べた。

李大統領は本人らの辞退の意思表明を受け、「新政府発足のため、お二人には難しい決断をさせた。胸が痛い」と述べ、「お二人の勇退をきっかけに、国会も、新政府が国政の空白なく順調にスタートできるよう、首相任命同意案の処理などに集中してほしい」と望んだと、李報道官は伝えた。

これにより、就任前にリタイアした李明博政権初代内閣の長官候補者は3人に増え、女性長官候補者2人が全員中途で脱落した。

ハンナラ党の姜在渉(カン・ジェソプ)代表、安商守(アン・サンス)院内代表は同日午前、大統領府で李大統領と朝食をともにし、各種疑惑に包まれた両長官候補者を辞退させるべきだというハンナラ党の意見を伝えたという。

南候補者は、子の二重国籍、妻の不動産投機、教育費の二重控除疑惑などで、朴候補者は京畿道金浦市(キョンギド・キムポシ)の絶対農地の所有など不動産投機及び偽装転入、違法贈与疑惑などで、統合民主党から辞退への圧力をかけられてきた。

一方、李大統領は同日、大統領国政企画首席秘書官傘下の放送通信秘書官に、梁裕錫(ヤン・ユソク)中央大学国際大学院教授を任命した。

また、政務首席秘書官室傘下の政務2秘書官には金斗宇(キム・ドゥウ)中央(チュンアン)日報首席論説委員が任命された。金秘書官は野党と民間を担当し、演説文作成にも参加すると、李報道官は発表した。



swpark@donga.com