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韓国製品、米国でのシェアが3年連続で下落…FTA発効国は拡大

韓国製品、米国でのシェアが3年連続で下落…FTA発効国は拡大

Posted February. 25, 2008 03:14,   

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米国の市場で、韓国製品の立地が日増しに狭くなりつつある。一方、メキシコなど米国と自由貿易協定(FTA)が発効した他の7ヵ国は米市場でのシェアを拡大しつつある。

韓国貿易協会国際貿易研究院が24日出した「米市場での韓国シェアの減少要因」という報告書によると、米輸入市場で韓国産製品のシェアは03年2.94%から、04年3.14%に高くなってから、05年2.62%、06年2.47%、07年2.43%と3年連続下落した。

04〜07年のシェア下落幅が大きい品目は電機電子と衣類で、それぞれ3.98%、3.78%落ち込んだ。特に、電機電子は昨年、米全体輸入市場規模が04年より0.16%増えたにもかかわらず、韓国製品のシェアが減少した。

貿易研究院側は、韓国製品の米シェア下落の要因で、△中国、インド、ベトナムなど新興工業国の価格競争力の強化△米国とFTAが発効した国々のシェア拡大によるものと分析した。

実際に、米国とFTAが発効したメキシコの昨年度の米シェアは、05年より0.60%増えた。シンガポール、チリ、モロッコ、バーレーン、オーマン、イスラエルの6カ国も同期間、米シェアが小幅上昇した。

金ビョンユ貿易研究院次長は、「米市場でシェアを高めるためには、後発発展途上国と差別化した高付加価値技術の開発も重要だが、国会に係留中の韓米FTA批准案を早期に処理し、無関税効果を積極的に活用するようにしなければならない」と強調した。



changkim@donga.com