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サッカー「許丁茂号」、きょうチリと初の強化試合

サッカー「許丁茂号」、きょうチリと初の強化試合

Posted January. 30, 2008 03:29,   

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許丁茂(ホ・ジョンム)監督が率いるサッカー韓国代表が30日午後8時、ソウル・ワールドカップ(W杯)競技場で南米のダークホース、チリと初の強化試合を行う。(KBS2テレビが生中継)

親善試合ではあるが、2000年のアジアカップ以来、7年ぶりに代表監督に復帰した許監督としては、復帰後の初試合であるだけに、自身のカラーや戦術など多くのことを見せつけなければならない重要な一戦だ。特に、なかなか改善が見えてこない代表チームの決定力不足は、真っ先に解決しなければならない課題だ。

「許丁茂号」に乗り込み初試合を戦う代表選手には、この試合が主力争いの戦場に他ならない。代表チームは昨年7月、アジアカップに出場した「ファーベック号」のメンバーの中で、5人を除いて全員入れ替えられた。

許監督は29日、坡州(パジュ)NFC(代表チームトレーニングセンター)で午前のトレーニングを終えた後、「チリ戦は、2010年南アフリカW杯3次予選を勝ち抜くための第一歩であり、2月6日のトルクメニスタン戦に合わせて、選手らのコンディションを上げる過程だ」としながらも、「試合は勝負が肝心だ」として、勝利への意欲を露わにした。

許監督は、「選手らを最大限に起用して評価したい。変わることのできない代表選手は居られない。競争を通じて生き残らなければならない」と強調した。このため、フォーメーションも前半は3バックを、後半は4バックを実験する計画だ。

前半3−5−2フォーメーションを展開する場合、攻撃の最前線には初めて太極マークをつけた趙珍洙(チョ・ジンス、済州ユナイテッド)と所属チームの合宿で優れたゴール感覚を見せた鄭助国(チョン・ジョグク、FCソウル)が投入される見通しだ。

李官雨(イ・グァンウ、水原三星)が中央の司令塔を任され、主将の金南一(キム・ナムイル、ヴィッセル神戸)と黄智秀(ファン・ジス、浦項スチロース)が守備的MFとして後方を守る。左右サイドには金致佑(キム・チウ、全南ドラゴンズ)、李宗鏜(イ・ジョンミン、蔚山現代)が配置される。GKには6年ぶりに代表復帰した金秉址(キム・ビョンジ、ソウル)が先発出場する。

チリは国際サッカー連盟(FIFA)ランキング45位で、韓国より4ランク下だが、容易い相手ではない。監督はアルゼンチン出身の名将であるマルセロ・ビエルサ氏。今度の試合は多くの主力選手が抜け、平均22.5歳の若手が中心になっているが、26日にあった日本戦では熾烈な攻防のすえ、0−0の引き分けに終わっている。



kimsk@donga.com