Go to contents

韓国国民は未来を楽観している 米NYT紙報道

韓国国民は未来を楽観している 米NYT紙報道

Posted January. 28, 2008 08:39,   

한국어

韓国国民は国家の未来に対してはたいへん楽観しているが、企業家に対する信頼度はとても低い。米紙ニューヨーク・タイムズが26日、世論調査の結果を引用して、このように報道した。

ダボス・フォーラムを主管する世界経済フォーラム(WEF)が昨年10月ギャロップに依頼し、60ヵ国の6万1600人を対象に調査した結果、「次の世代は経済的により豊かに暮らせるようになると思うか」という質問に、韓国人回答者1508人中の53%が「そうだ」と答えた。

これは、アジアの調査対象国家12カ国の中で、香港(65%)の次に高い数値で、アジア平均(27%)に比べては遥かに高い。「そうではないだろう」と答えたのは20%に過ぎなかった。

同調査によれば、発展途上国の国民は先進国に比べ、未来にたいしより楽観していたという。

アフリカのナイジェリアはまったく同じ質問に対し、肯定的に回答した割合(78%)が否定的な回答(4%)より非常に高く、ケニアも肯定的回答率が67%だった。

一方、ドイツ、フランス、イタリア、日本など先進7カ国(G7)は、「そうではないだろう」という回答が、「そうだ」より4〜5倍高かった。

しかし、自国の企業家に対する信頼度は、先進国であればあるほど高くあらわれた。

「自国の企業家は正直だと思うか」という質問に、「そうではない」と答えた割合は英国が19%、イタリア27%、日本29%だった。

韓国も回答者の半数を超える52%が、企業家が正直でないと答えた。しかし、「企業家が無能だと思うか」と言う質問には、韓国人回答者の15%が「そうだ」と答えただけで、企業家の能力に対しては概して高く評価していることがわかった。

一方、ドイツの回答者中の71%が、自国の企業家が「正直ではない」と答え、先進国の中で異例な反企業情緒をあらわした。これはボリビア(72%)の次に高い数値だ。



zsh75@donga.com