Go to contents

韓米首脳間のゴルフ会合が行われるか

Posted January. 15, 2008 06:37,   

한국어

韓米首脳間の、初のゴルフ会合が行われるだろうか。

韓米両国は3月初め、または4月の総選挙後に開かれる可能性がある李明博(イ・ミョンバク)大統領当選者とブッシュ大統領の初の首脳会談を、暖かい雰囲気の中で行うために様々な方案を検討している。一緒にゴルフをするという案も、アイディアレベルで取り上げられている。発端は、先月20日に行われた両首脳の間の初の電話でのことだ。

ある消息筋は「当時、二人はゴルフの話を『アイスブレーカー(ice breaker=雰囲気を盛り上げるための素材)』にした」と伝えた。

李当選者が先に「この頃、ゴルフはうまく行っていますか。米国に行ったら一緒にラウンドでもしましょう」と挨拶の言葉を述べた。すると、ブッシュ大統領は「韓国人とどうしてゴルフができますか。(李当選者も)米女子プロゴルフ(LPGA)の韓国女子選手たちほどうまいのではないでしょうか。だとしたら、私がいつも負けるはずですが」と肯定的に回答したとのことだ。

しかし、ゴルフのラウンドには時間がたくさんかかり、李当選者が最近、ほとんどゴルフをしないという点などを勘案すれば、ラウンドよりは、韓国人ゴルフ選手の招請などゴルフを素材にしたイベントが用意される可能性もある。

首脳会談の場所はホワイトハウス、メリーランド州のキャンプデービッド山荘、テキサス州のクロフォード牧場など、三つの案いずれも取り上げられているという。クロフォード牧場はブッシュ大統領が特別に個人的な親しみを表現するために使う「招請外交」の場所であり、キャンプデービッド山荘の招待も「友情外交」の象徴とされてきた。

ブッシュ大統領は2001年6月に小泉純一郎、2007年4月に安倍晋三日本首相が就任後初めて米国を訪問した際に、すべてキャンプデービッド山荘に招待したことがある。

ホワイトハウスは2005年6月の韓米首脳会談を控え「イラク派兵についての感謝の意を伝えたい」と述べ、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領をクロフォード牧場に招待すると非公式に提案したが、当時、一部の大統領府の参謀たちが反対した。韓国政府は一歩遅れてクロフォード牧場招待の意味を理解し変更したが、ホワイトハウス側が断った。

ブッシュ大統領が、韓国の新しい政府の発足にかける関心と期待は、特別だとされている。

昨年9月、李候補側が面談を要請した際も、ブッシュ大統領は会うという意思を明確にしたことがある。ブッシュ大統領は当時、記録に残らない非公式で李候補がホワイトハウス参謀に会っているうちに、偶然に立ち寄る形式の面談を計画したが、李候補側でこれを公表したため宙に浮いてしまった。

ホワイトハウスの関係者は当時「ブッシュ大統領は、盧武鉉政権について『いただけない感情(displeasure)』を表現したかったようだ」と話した。李候補が経営者出身で篤いクリスチャンという点も、ブッシュ大統領が好感を持つ要素であるという。



srkim@donga.com sechepa@donga.com