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無事故運転者の車保険加入、拒否する損保社を制裁へ

無事故運転者の車保険加入、拒否する損保社を制裁へ

Posted January. 05, 2008 07:23,   

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これからは運転者の無事故経歴、居住地域、年齢、車種などを理由に自動車保険加入を断る損害保険会社(損保社)は、金融監督機関の制裁を受けることになる。

損害保険業界によると、金融監督院(金監院)は2日、ここ3年間で3件以上の交通事故を起こした運転者や保険詐欺容疑者など例外的なケースを除いては、全ての運転者が希望する会社の保険に加入できるようにと協力を求める内容の公文書を送った。

これまで一部の損保社は、保険料を最高60%割引してあげる無事故運転期間を、06年は7年、07年は8年、今年は9年に延長したにもかかわらず、保険料の割引幅が大きいため収入が少ないという理由で、長期無事故運転者の保険加入を受け付けなかった。

また、保険加入を条件に別途の保険料を出す特約商品や傷害保険などに追加加入することを要求する場合もあった。

交通事故が頻繁な地域に住む運転者、高価な外車運転者、10代運転者に対しても、保険加入を断る場合が多く、苦情が多かった。

金監院は今後、実態を把握して違反事実が確認された保険会社に対しては、役員問責や機関警告などの制裁を行うことにした。また、損保社が、事故を多く出した運転者などの保険加入を断る際には、その理由を運転者に書面で説明するようにした。

一方、損害保険協会は4日から自動車保険引受け相談センターを設け、保険加入を断られた運転者たちの申告を受け付けている。



peacechaos@donga.com