ハーバード大の韓国人留学生２９７人、加・中に次ぎ３位

ハーバード大の韓国人留学生２９７人、加・中に次ぎ３位. December. 31, 2007 05:29. kong@donga.com. 米ハーバード大学に在学中の韓国人留学生は２９７人で、国家別ではカナダと中国に次いで３番目に多いことがわかった。 ２９日、ハーバード大学国際事務課の０７〜０８年度外国人留学生資料によると、１１月１日現在、ハーバード大学に在学中の韓国人留学生２９７人（学部および修士・博士課程を含む）は、全１４１カ国の留学生３９１３人の７．６％を占める。 国家別では、カナダが４８９人で最多となっており、中国（４００人）、韓国（２９７人）、インド（２１６人）、英国（２０１人）、ドイツ（１５８人）、日本（１２７人）、台湾（１１７人）、トルコ（９０人）、メキシコ（８３人）などの順となった。 学部課程では、カナダ（１２１人）、英国（４９人）、韓国（３７人）、中国（２８人）、インドとドイツ（１９人）などの順となった。 ハーバード大学の韓国人留学生数は、１９９１〜１９９２年度には９７人で５位だったが、以後着実に伸び、１９９７〜１９９８年度には１７４人でカナダに次ぐ２位となって以来、１９９９〜００年度から現在まで３位を維持している。 ハーバード大学の韓国人留学生数は、１６年前に比べ３．１倍に増えている。インドは同期間で３．４倍になったが、日本はその数が減っている。 ハーバードの留学生資料には、北朝鮮国籍の学生が０１〜０２年度に２人、０２〜０３年度に１人いたとある。 一方、ハーバード大が中産層家庭出身学生の授業料を、来年から大幅に引き下げることを決めたことから、他の大学も授業料の引き下げを迫られている。ニューヨーク・タイムズ紙が２９日報じた。 ハーバード大は、最近年収１８万ドル（約１億７０００万ウォン）以下の家庭出身の学生たちに、授業料を来年から年収の１０％以下に抑えることを発表した。これを受け、所得が年間１２万ドルの家庭の学生は毎年１万２０００ドル払えば済む。年収が６万ドル以下であれば、学費そのものが免除される。 これを受け、ペンシルベニア大など、一部の大学では、ハーバード大の発表以後、似通った措置を打ち出している。しかし、問題は３５０億ドルに達する基金を持つハーバード大と違い、財政が十分ではない他大学では、学費値下げは一筋縄ではいかないということだ。 さらに、財政状態が健全な他の名門私立大がハーバード大と似たような措置をとれば、これまで奨学金目当てに有名な公立大学に進学していた優秀な学生たちが、ハーバード大など名門私立大に集中しかねないという懸念の声も上がっている。