李承鎏(イ・スンヨブ、31)の巨人4番打者の座が脅かされている。2年10億円(約83億ウォン)をもらってヤクルトから巨人に移籍した右打外野手、アレックス・ラミレス(33)に、原辰則監督が大きな期待を寄せているからだ。
1991年、米プロ野球デビュー後、マイナーリーグを転々としていたラミレスは、2001年に日本に渡り、7年間、ヤクルトの中心打者として活躍した。日本での通算成績は打率3割1厘、211本塁打、752打点。今季は最多安打(204本)をはじめ、122打点(1位)、打率3割4分3厘(2位)、29ホームラン(9位)を記録した。今季の成績だけで計算すれば、打率2割7分4厘(22位)、30ホームラン(8位)、74打点(15位)の李承鎏より一枚上だ。
原監督は、「巨人は左右のバランスが重要だが、ラミレスの合流で理想的になった」と述べた。これまで巨人は、李承鎏をはじめ、高橋由伸、小笠原道大、阿部慎之助ら中心打線が皆左打だった。産経スポーツは予想打順として、「3番小笠原—4番ラミレス—5番李承鎏」と展望した。
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