盧武鉉（ノ・ムヒョン）大統領と李明博（イ・ミョンバク）大統領当選者が２８日夜、大統領府で夕食を兼ねた会合を行い、政権引継問題を含む国政懸案について話し合った。
盧大統領と李当選者の会合は、大統領選挙が終わって９日後に行われた。
盧大統領と李当選者は会同で、円滑な政権引継案を含め北朝鮮核問題や北東アジア情勢、韓米自由貿易協定（ＦＴＡ）、忠清南道泰安（チュンチョンナムド・テアン）の原油流出事故など、国政懸案全般にわたって意見を交わした。
盧大統領は李当選者に、政権引継に積極的に協力する意思を明らかにし、李当選者は公職社会の安定を約束した。
盧大統領は、至急で重大な政策懸案については李当選者に政策の進行状況を説明し、協力を求めたと、千皓宣（チョン・ホソン）大統領広報首席秘書官兼大統領府報道官が伝えた。
しかし、盧大統領が２日前に署名した「ＢＢＫ特検法」に関する言及はなかったもようだ。
同日の会合には、大統領府側からは文在寅（ムン・ジェイン）大統領秘書室長と千報道官、李当選者側からは任太熙（イム・テヒ）秘書室長と朱豪英（チュ・ホヨン）スポークスマンがそれぞれ出席した。
jin0619@donga.com
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