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現代百貨店グループ、「第3代経営体制」スタート

現代百貨店グループ、「第3代経営体制」スタート

Posted December. 19, 2007 03:13,   

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現代(ヒョンデ)デパートグループは、鄭志宣(チョン・ジソン)副会長(35)が会長へ昇進したことを受け、経営権の引き継ぎが公式的に終わり、「第3代経営体制」を発足させた。

また、核心的な専門経営家、慶清浩(キョン・チョンホ)社長(54)は副会長へ昇進し、「30代の会長」を至近距離で補佐しつつ、民営化された公企業を含めて財界序列27位(純粋な公企業は除く)の同グループの経営に大きな影響力を及ぼすものと見られる。

現代デパートグループは18日、臨時取締役会を開き、鄭夢根(チョン・モングン)名誉会長の長男である鄭志宣副会長の会長昇進や、慶清浩社長の副会長昇進など、役員33人に対する昇進や転属の人事案(来年1月1日付)を議決した。

今回の人事で、03年2月から昨年6月にかけて、父親の鄭夢根名誉会長から4度にわたり、17.1%の持分を引き継いで筆頭株主となった鄭志宣次期会長に対する経営権の引き継ぎ作業が公式的に終わった。鄭氏は持分を受け取る過程で、1700億ウォンの譲与税を国税庁に収めた。

鄭志宣次期会長が来年1月1日に就任すれば、現代デパートは、故鄭周永(チョン・ジュヨン)現代グループ創業主と同氏の3男である鄭夢根名誉会長に次いで、3代目の経営体制へと移行することになる。

現代デパート側は、「鄭夢根名誉会長の健康状態が芳しくなく、空席だった会長職に予定通り鄭志宣副会長が昇進したもの」とした上で、「鄭志宣次期会長は06年12月、父親の鄭名誉会長が健康問題で経営の現場から離れた後、事実上、トップの役割を果たしてきた」と説明した。

鄭次期会長は1997年、現代デパート経営管理チーム課長として入社後、企画室長(取締役)や企画管理担当副社長などを経て、03年1月から副会長を歴任してきた。

今回の人事でもうひとつ目を引くのは、現代デパートグループの代表的な専門経営者、慶清浩社長の副会長への昇進だ。

慶次期副会長はグループの実務責任のほか、系列会社代表同士の調整役も担当し、グループ内での存在感はいっそう高まる。

「企画管理専門の経営者」として知られる慶氏は、現代デパートの光州(クァンジュ)支店長(常務)や企画室長(専務)、企画調整本部社長などを歴任し、大株主からの信頼が厚いことで知られている。



jinhup@donga.com