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新党「証拠が出た」、ハンナラ「恐喝犯と共謀」

新党「証拠が出た」、ハンナラ「恐喝犯と共謀」

Posted December. 17, 2007 03:03,   

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▲暴露攻防〓大統合民主新党の鄭大哲(チョン・デチョル)、李海瓚(イ・へチャン)、金槿泰(キム・グンテ)、康錦實(カン・グムシル)、辛国煥(シン・グクファン)共同選対委員長は16日、国会で緊急記者会見を開き、「動画は、李明博(イ・ミョンバク)候補が2000年10月17日、光云(クァンウン)大学最高経営者課程の講演で話した内容が映っている」とし、「BBKとは関係ないと言っていた李候補の言葉が嘘であることが明らかになった。(李候補は)候補を辞退すべきだ」と主張した。

大統合民主新党が動画の収録内容起を起して配布した記録によると、李候補は同講演で「私は韓国に戻って、インターネット金融会社を創立した。1月にBBKという投資顧問会社を設立し、その投資諮問会社が必要とする業務のためにサイバー証券会社の設立を考えている。今政府に申請しており、数日前に予備許可が下りた」と話した。

これに対して、ハンナラ党のスポークスマンの朴亨逷(パク・ヒョンジュン)議員は、「動画の発言は、李候補自身が設立したLKeバンクと協力関係にあるBBKを広報するために言った言葉だ」と釈明した。また朴議員は、動画を大統合民主新党に提供した金容疑者(54)が大統合民主新党と接触したという対話が収録された録音内容を公開し、「詐欺師と協力するだけでは足りずに、恐喝犯と共謀して大統領選の政局を乱そうとする試みは、決して容認できない」と反撃した。

▲金品取引、共謀のいかんを捜査〓金容疑者ら3人は、動画を大統合民主新党に提供する前、無所属の李会昌(イ・フェチャン)大統領選候補側とハンナラ党関係者に接触し、動画提供の見返りに数十億ウォンを要求したが、これを拒否したハンナラ党側が届け出て15日、警察に逮捕された。

警察は15日午後7時頃、ソウル麻浦区(マポグ)のSホテルで、ハンナラ党関係者と会っていた金容疑者らを取り押さえ、彼らが持っていたCD2枚を押収した。警察は、金容疑者らに対して、動画CDを利用してハンナラ党から30億ウォンを受け取ろうとした背景と共謀の有無を捜査中だ。

警察関係者は、「彼らは金品を受け取るためにハンナラ党に接近したが、検挙されたため、助けを求めようと大統合民主新党にCDを提供したようだ」と話した。

警察は、金容疑者らを暴力行為等処罰に関する法律違反(恐喝)の容疑で逮捕状を請求する方針だ。

▲大統領府、再捜査の検討を指示〓盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は16日午後、状況の報告を受けた後、鄭城鎮(チョン・ソンジン)法務長官に、「検察は真剣に捜査したが、国民的疑惑の解消と検察の信頼回復のために再捜査の指揮権発動を検討せよ」と指示したと、全海𨩱(チョン・ヘチョル)大統領民情首席秘書官が発表した。

盧大統領は特に、「現在国会で特別検事法が論議されている状況を考慮して、国民が信頼できる最も実效性のある措置を講ぜよ」と述べたという。

これに先立ち、ソウル中央地検の金洪一(キム・ホンイル)3次長は同日、記者会見を通じて、「(李候補の動画を機に事件を)再捜査する計画はまったくない」と強調した。

金次長は、「動画を捜査当時に確保できなかったが、内容を確認してみたところ、捜査時に参考にしたいくつかのインタビューと特に違いがなく、捜査の結果に影響を及ぼさないと思われる」と述べた。