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東京銀座に「美味しいブランド品」の風

Posted December. 05, 2007 08:27,   

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フランスのレストラン評価書のミシュランガイドが「世界最高のグルメ都市」に指定した日本東京だからだろうか。このごろ、東京都心にはファッションと料理を融合する風が吹いている。

世界的ブランド品店が立ち並ぶ銀座には、ブランド品店が入っているビルにレストランやカフェを一緒に開くのが流行だ。先月7日にオープンした「アルマーニ銀座タワー」は、10階に自社ブランド第1号店であるイタリアン・レストラン「アルマーニ・レストランテ」を開店した。

竹をモチーフにした重厚なインテリアに、デザイナー、ジョルジオ・アルマーニ(73)が直接監修したというメニューを出す。相対的に安価な費用でアルマーニの世界を味わえるということから、連日「予約満員」だそうだ。開店の時は、アルマーニが直接、ビルの内部をマスコミに案内し、「アルマーニ・ブランドの世界を衣食住のすべてに広げる」と言った。

先月30日、同じく銀座にオープンした「ブルガリ銀座タワー」の最上層にも、イタリアン・レストランとバーが入店した。英国の男性ブランド「ダンヒル」も1日、銀座に「アルフレット・ダンヒル銀座本店」を出し、バー・ラウンジも一緒にオープンした。

日本でブランド・ファッションとレストランの結合を試みた先駆けは2004年、銀座店10階にフランス・レストラン「ベージュ東京」を出したシャネル。シャネルのレストランは、世界でここだけだという。「ベージュ東京」はミシュランガイドで星一つをもらった。

06年10月には、エルメスが銀座店に、世界初のカフェを構えた。翌年オープンしたグッチ銀座店は、ミラノに続いて二番目のカフェを開店した。

高級ファッション通り、表参道に先月2日オープンしたファッション・ビル「ジャイル」は、シャネルやブルガリなどのブティックが集まっているが、地下には日常食材料を販売する五つの店鋪が入っている。ブルガリは、「ジャイル」店鋪にオープンテラスのあるカフェを一緒に開いた。

「デパートの顔」と言われる1階の売場を世界のデザート店だけで埋め尽くしたデパートも登場した。先月6日、東京駅近所に新たにオープンしたデパート、大丸東京店は、「ファッションとグルメ」を同時に生かそうとしたら、デザート売場を構えるようになった」と説明する。洋菓子を買えば、カウンターでシャンパンを試飲させてくれるサービスも人気だ。

このように世界的ブランドが、東京で飲食店を通じて競合をする状況について、日本のマスコミは「相対的に近づきやすい食べ物を通じて新しい顧客層を開拓するという意志が反映されている」と解釈している。

これらのブランド品会社が口を揃えて強調しているのは、「水準の高いライフ・スタイルの提案」だ。



sya@donga.com