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南北国防会談、来年はソウルで会談開催で合意 共同漁業水域では対立

南北国防会談、来年はソウルで会談開催で合意 共同漁業水域では対立

Posted November. 30, 2007 03:09,   

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南北は29日、第2回国防長官会談で経済協力事業の軍事的保障措置と信頼構築についての議論のために軍事共同委員会を構成し、来年ソウルで第3回国防長官会談を開くことで合意した。しかし、中心議題である西海(ソヘ)共同漁業水域問題は設定場所と基準についての見解の違いを縮めることができず、今後、将官級の軍事会談を開き、引き続き論議することにした。

南北は同日、平壌(ピョンヤン)市内の松田閣(ソンジョンガク)招待所で開かれた国防長官会談で、このような内容を骨子とする7項目の共同合意書に合意した後、双方の首席代表である金章洙(キム・ジャンス)国防長官と金鎰迵(キム・イルチョル)人民武力部長が終決会議を開き、報道文の形式で発表した。

報道文によれば、南北は軍事的な緊張緩和と武力衝突の防止を通じて、韓半島での戦争のリスクをとり除き、恒久的な平和を実現することが重要な問題であることに共感し、このために積極的に努力することで一致した。

南北はまた、来月11日に予定された汶山(ムンサン)〜ポンドン間の京義線(キョンウィソン)貨物列車の開通とソウル〜白頭山(ペクトゥサン)直航路の開設、漢江(ハンガン)河口の共同利用、北朝鮮民間船舶の海州(ヘジュ)直航路の利用など各種の経済協力事業のために軍事的安全を保障することにし、今後、軍事実務会談を通じて詳しく協議することにした。

これとともに、相互の武力不使用、紛争の平和的解決の原則を再確認し、韓国戦争(6・25戦争)の戦死者遺体の共同発掘のために努力することにした。

南北が来年、ソウルで第3回国防長官会談を開催することにしたのは国防長官会談の定例化のきっかけにになるものとみられる。また、1992年基本合意書に合意したが、開かれなかった軍事共同委員会が構成されれば、軍事的な信頼構築及び緊張緩和策が議論されるものとみられる。

金長官を含む韓国側の代表団一行は、3日間の会談日程を終え、同日午後チャーター便で平壌順安(スナン)空港を離陸し、西海直航路を経て金浦空港に着いた。



ysh1005@donga.com