Go to contents

盧政権、任期終わるまで「増員」

Posted November. 21, 2007 03:08,   

한국어

政府は20日、中央20省庁の公務員582人を増員する内容の職制再編案を可決させた。

政府は今回を含め、今年だけでも34回にわたり、公務員1万4504人を増やしている。現政権の5年間、およそ560回にわたった組織再編と増員によって増えた中央省庁の公務員数は、計5万8206人だ。中央省庁と地方の公務員を含む行政府公務員の定員は、03年2月に現政権がスタートした当時の88万5164人から95万1920人へと、7.5%も増加した。

政府はこの日、韓悳洙(ハン・ドクス)首相が出席して閣議を開き、21省庁の職制改正案と関連法令などを審議、議決した。

情報通信部は、光州(クァンジュ)第2政府統合電算センターの設置と新都市郵便局の新設などに必要という名目で117人、警察庁は仁川(インチョン)と済州(チェジュ)に警察署を新設するという名目で114人を、それぞれ増員した。

また、行政自治部は「大統領記録館」新設と非正規職の管理などのために100人、検察庁は刑事訴訟法改正により、円滑な業務遂行に必要だとして98人をそれぞれ増員した。そのほか、公務員の増えた省庁は、統計庁=29人、農林部=25人、海洋水産部=24人、中小企業庁=11人、女性家族部=7人などだ。

国政広報処の金蒼浩(キム・チャンホ)処長は、「今回の増員は、参加型政府(盧政府)最後の増員になるだろう」とし、「情報化と特許、警察など、社会の変化にともなう需要、国民へのサービスなどを強化するためのもの」と説明した。

しかし、政府が任期末期まで随時に公務員数を増やしつづけていることに対し、各省庁が政権末期を利用し、「組織拡大」に乗り出しているのでは、という見方が出ている。

政府は今年7月、4回にわたって公務員2577人を増員したのに続き、8月にも2回にわたり93人、9月には370人を増やした。

行政自治部によると、現政権は、△2003年=3225人、△04年=9700人、△05年=1万2590人、△06年=1万8187人など、着実に公務員数を増やしてきた。



myzodan@donga.com