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自由形1500mで優勝…10分後には200mで「金」

自由形1500mで優勝…10分後には200mで「金」

Posted November. 16, 2007 03:04,   

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「怪力だった」

「マリーンボーイ」こと朴泰桓(パク・テファン)選手(18・京畿高)が、自由形1500mで優勝してから、わずか10分後に200mでも1位をし、世界を驚かした。

15日、スウェーデン・ストックホルムのエリックスダル・プールで行われた国際水泳連盟(FINA)07競泳ワールドカップ(W杯)(短水路)第5戦。朴泰桓は自由形1500m決勝で14分36秒42を記録し、ロバート・マガリス(14分47秒46・米国)選手を11秒以上の差で1位をした後、女子自由形100m決勝をしばらく見守った後、自由形200m決勝に出た。休憩した時間は10分ぐらい。

朴泰桓は前日、自由形400m決勝をあきらめ、1500mにも出場しないまま200mに全力をつくしたファウル・ビダマン(1分45秒39・ドイツ)選手に1.52秒もリードし、1分43秒87で一番先に入った。短水路200mの個人最高記録(1分43秒38)に0.49秒おくれた良い記録だ。FINAのホームページ(www.fina.org)は、「怪力(amazing performance)」と書き、驚きを示した。

朴泰桓のこのような怪力はどこから出るのだろう。朴泰桓を支援したソン・ホンソン(運動生理学)体育科学研究院博士は、「泳法がソフトで、心肺持久力と肺活量が良く、簡単には疲れない」と話した。

朴泰桓は、心臓搏動数が高くならなくても身体に血液を充分に供給できる強い心臓を持っている。朴泰桓の肺活量は、他の水泳選手(平均5000〜6000cc)よりも多い7000cc。一度息をする時、より多くの空気を吸い込むということだ。そのうえ泳法が安定しているので、スピードを最初から最後まで一定して維持し、1500mを完走してもめったにくたびれない。

これで朴泰桓は前日の自由形400m優勝で金メダル3個を首にかけ、今月初め、オーストラリアで開かれた第3戦に続いて、2番目でワールドカップ3冠王となった。



yjongk@donga.com