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[オピニオン]女性の工学者

Posted November. 09, 2007 07:50,   

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1年生:「工科大の女性だからといって特別なことはない」2年生:「努力しだいでしょう」3年生:「転科はもう遅いだろうか」4年生:「女性の工科大生を優待採用する会社から調べなくちゃ」

工科大の女子学生の苦情に関して大学生記者がインターネットに載せた内容だ。工科大の女子学生は20年前の全体の1%から10%に大きく増えたが、社会の認識は依然として1%時代にとどまっている。勉強の実習から就業の職場生活までハードルが多い。

◆ハンナラ党は2004年の総選挙を控えて、SKテレコムのユン・ソンイ(32)常務に全国区1番を提案して断られた。女性と若者の象徴に「国会議員ユン・ソンイ」を掲げ、旧態依然たるイメージを変えようとするハンナラ党の欲だった。しかし、「携帯電話を冷たい機械ではなく暖かい友達にしたい」という工学者に政治は外道でしかない。政界は女性科学者を見せかけのために利用するのでなく、女性科学者とエンジニアの育成案にもっと大きな関心を示さなければならない。

◆7日、梨花(イファ)女子大で開かれた国際シンポジウムで「工学、技術分野の女性進出は他の分野よりもっと不振だ」という問題が提起された。女性の輝くアイディアと観察力は工学に必須だという。生活密着型のアイディアは主に女性から出ている。にもかかわらず、同分野の女性活用が世界的に不十分だというのだ。『世の中を変える女性エンジニア』(センガゲナム)という本で「国家代表級」の女性エンジニアたちは「工学が男性用だと?それは固定観念の産物であるにすぎない」と叫ぶ。

◆米土木学会の初の女性会長を勤めたパトリシア・ギャラウェー(50)氏は、あるインタビューで、1970年代末にトンネル工事の現場監督を務めた時を回想した。「女性はトンネルで働くことができない」という施工業者のため大変荒てたが、現場所長が「それなら施工業者を変えるしかない」と彼女を手伝ってくれたおかげで、葛藤が解消された。ギャラウェー氏は自信感、コミュニケーション能力、献身を、女性の成功要素に挙げる。そして「女性という理由で自分の能力に限界を定めるな」と注文する。

洪権熹(ホン・グォンヒ)論説委員 konihong@donga.com