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李承鎏と李炳圭、日本シリーズ進出かけて正面対決

李承鎏と李炳圭、日本シリーズ進出かけて正面対決

Posted October. 18, 2007 03:17,   

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いよいよ始まりだ。野球ファンの胸を騒がせる日本プロ野球巨人の李承鎏(イ・スンヨプ、31)と中日の李炳圭(イ・ビョンギュ)の対決が18日から繰り広げられる。セ・リーグ優勝をめぐった巨人と中日の激突は、東京ドームで5戦3先勝制で行われる。巨人は2002年以後5年ぶりに、中日は昨年に続いて2年連続日本シリーズ進出を狙う。

日本の「秋の祭り」で韓国人打者が対決するのは今回が初めて。李承鎏は2005年ロッテ時代、日本シリーズ優勝の経験がある。李炳圭はデビュー初年度にポストシーズン舞台を踏む幸運を得た。

李炳圭はレギュラーシーズンの成績では李承鎏に後れを取っているが、ポストシーズンでこれを挽回するという覚悟だ。李炳圭は国内プロ野球にすれば、準プレーオフになる阪神とのクライマックスシリーズ・ステージ1、2次戦で3点砲を放って勝利を導くなど、バットのコントロールを終えた状態だ。

李承鎏もレギュラーリーグ終盤の上昇傾向をポストシーズンまで継続させ、チームの4番打者の役割を全うするという覚悟だ。李承鎏は16日、練習試合で左フェンスの中間に落ちる大型ソロホームランを放って、調子が回復していることを証明した。李承鎏は同日、「ボールが目に入ってくる。フルスイングもできるようになった」と言い、自信を示した。

しかし、中日のタイロン・ウッズが、李承鎏にまったをかけた。ウッズは李承鎏のホームランについて、「東京ドームは外野が狭いから、力を半分だけ使ってもホームランを打つことができる」とこき下ろした。ウッズは、「今度も僕がホームランを打って、日本シリーズに進出したい」と話した。両チームのメインバッターの神経戦が始まったわけだ。

李承鎏は17日に記者会見が予定されており、「ウッズに対する反撃」が期待されたが、背中の痛みのため病院へ行って会見がキャンセルとなった。李承鎏は病院で診断後、物理治療を受けたという。

巨人の金ギテ・コーチは、「大きな怪我ではないので、18日の出場には問題がない」と話した。李承鎏は李炳圭、ウッズ、そして負傷と戦って勝たなければならなくなった。



hic@donga.com