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元国税庁長逮捕から1ヵ月間、鄭氏と金被告は30回の「借名通話」

元国税庁長逮捕から1ヵ月間、鄭氏と金被告は30回の「借名通話」

Posted September. 22, 2007 08:45,   

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元釜山(プサン)地方国税庁長の鄭祥坤(チョン・サンゴン)被告(53=逮捕起訴)が賄賂授受の容疑で逮捕された先月9日以来、鄭允在(チョン・ユンジェ)元大統領秘書官(44)が、他人名義の電話で、建設業者の金サンジン被告(42=不拘束起訴)と1ヵ月間、30回の連絡を取り合っていたことが、検察の捜査で確認された。

鄭東敏(チョン・ドンミン)釜山地検2次長は21日、定例の記者懇談会で、「先月9日から、金容疑者が再び逮捕された今月5日まで、鄭前秘書官と金容疑者は電話での話し合い(19回)やメール(11回)を集中的にやり取りした。それまで二人は1ヵ月間に1、2回ぐらい電話をする間柄だった」と明らかにした。

鄭次長は、「主に金容疑者が借名の携帯電話でメールを送れば、鄭前秘書官が妻名義の電話など第三者名義の電話で電話をかけた」と話した。

鄭次長はまた、「鄭前秘書官の逮捕状の請求の際、このような内容を拘束必要事由に盛り込んだが、裁判所では証拠隠滅の懸念はないと判断した」とした上で、「裁判所と検察との見解の違いと見るしかない」と付け加えた。

検察では、鄭前秘書官が鄭元庁長への逮捕状が請求された先月8日、鄭元庁長にも電話をかけたことを確認したと明らかにした。

検察では裏付け捜査のため、鄭前秘書官の実兄をはじめ親戚や姻戚たちを召還して取り調べた後、鄭前秘書官に対する逮捕状を再び請求する方針だ。

一方、検察では、虚偽の業務提携の契約書を作成して、釜山銀行から27億5000万ウォンの融資を受けて横領したうえ、李渭俊(イ・ウィジュン、64)釜山蓮堤(ヨンジェ)区長に1億ウォンの賄賂を渡した容疑(特定経済犯罪加重処罰法上の詐欺や賄賂供与)で、金容疑者を同日逮捕起訴した。



verso@donga.com toto@donga.com