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ファンド・ポートフォリオは株式型を中心に 国内と海外の割合は半々

ファンド・ポートフォリオは株式型を中心に 国内と海外の割合は半々

Posted September. 17, 2007 03:12,   

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年齢別のファンド・ポートフォリオは、30代は積極的、40代は中間、50代は保守的な投資性向を持つという前提で組まれている。取材に応じた専門家らは、「30代はまとまった資金の用意、40代はリスク管理、50代は資産保存が投資の大原則だ」と強調する。

▲マーケットより高い収益率を目標に〓グッドモーニング新韓(シンハン)証券の李ゲウン・ファンドリサーチチーム長は、「30代は人生で一番活動的な時期であるため、高いリスクに甘んじてでもマーケットの収益率以上の成果を目標に財テクをした方がよい」と言う。また、三星(サムスン)証券のチョ・ワンジェ・ファンドアナリストは、「積極的に収益を追及するポートフォリオで期待収益率を高める必要がある」と提案する。

これを受け、30代のためのファンド・ポートフォリオでは積極的な運用スタイルの株式型ファンドの割合が高くなった。国内ファンドと海外ファンドの比率は、ほとんど5対5や6対4で、同じ国内の株式型ファンドであっても「成長型」と「価値型」に均等に分散してリスクの要素を減らしている。

海外ファンドも、株式型と代案型に散らばり、国別でも中国、インド、南米などに分散する傾向を示している。

ただし、韓国投資証券の金ギュン投資教育チーム長は、韓国、中国、インド、東欧とブリックス(BRICs・ブラジル、ロシア、インド、中国)の5つの株式型ファンドに20%ずつ均等に分散投資することを提案する。

▲ケースバイケースでポートフォリオの調整は必須〓専門家らは、ファンド選択の基準として、「市場展望の良好なファンド」を挙げた。また、専門家のほとんどは先進国市場よりも国内やアジアなど新興市場の方が、展望が明るいと予想している。

ハナ大韓投資証券のチン・ミギョン・ウェルスケアセンター長は、「米国と日本の市場は米国のサブプライム・モーゲージ(住宅担保融資)不良化のもたらした信用低下が実物経済にも影響を及ぼす恐れがあるため、中立または比率の縮小を勧める」と言う。

ファンド・ポートフォリオを推薦する専門家らは、口をそろえて「市場の変化に合わせて投資戦略を見直すべきだ」と強調する。

メリッツ証券の朴ヒョンチョル・ファンドアナリストは、「ファンドは長期商品であるため、6ヵ月に1度は投資比率を調整する必要がある」とアドバイスする。

金ギュンチーム長は、「積立式ファンドに加入した人でも、1年に1度は3分の1ずつポートフォリオ全体を調整することが望ましい」と話す。



swon@donga.com