釜山(プサン)の建設業者、金サンジン被告の不法融資・ロビー疑惑を捜査している釜山地検特捜部(金光浚部長)は、金被告のロビーがあったかどうかを解明するため、今週中に鄭允在(チョン・ユンジェ)元大統領秘書官を呼んで取り調べる案を積極的に検討している模様だ。
検察はまた、金被告が2003年3月、鄭元秘書官に2000万ウォンの政治献金を渡した後、技術保証基金から44億2000万ウォンの融資保証を取り付けた事実に注目し、請託との見返りの関係にあるかどうかを調べている。
検査は、これと共にP銀行などの融資業務責任者クラスの幹部たちを呼んで融資過程で外圧があったかについて調べている。また在郷軍人会の関係者を相手に、金被告が要請した100ウォンの10倍近い940億ウォンが貸し出された経緯について追及した。
検察はまた、蓮堤区蓮山(ヨンジェグ・ヨンサン)8洞の開発事業許認可について、金被告が蓮堤区議会と釜山市住宅局の高官らにも金品を渡した可能性があるとみて、今週から関係公務員らを呼んで調べる予定だ。