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核心関係者に出国禁止、召喚対象は数十人になるもよう 元大統領秘書官のロビー疑惑

核心関係者に出国禁止、召喚対象は数十人になるもよう 元大統領秘書官のロビー疑惑

Posted September. 05, 2007 03:03,   

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検察は、鄭允在(チョン・ユンジェ、43)元大統領儀典秘書官と釜山(プサン)の建設会社社長・金サンジン(41)容疑者の癒着疑惑を権力型不正とにらんで捜査チームを補強するなど、捜査を拡大した。同事件を捜査中の釜山地検は、鄭元秘書官ら核心関係者約10人に対して出国禁止を下した。

鄭東敏(チョン・ドンミン)釜山地検2次長は4日、「金光浚(キム・グァンジュン)特捜部長を捜査主任検事に指定し、釜山地検の検事2人と捜査官8人を補強して、捜査チームを拡大した」と明らかにした。これまでは、特捜部所属のある検事が、同事件の主任検事を務めていた。

検察が約10人を出国禁止にした事実を発表したことで、鄭元秘書官と金容疑者、金容疑者の兄のヒョジン(44)氏を含め、金容疑者が鄭元秘書官以外に接触した政官界・金融界関係者など約10人が、順に召喚調査を受けるものとみられる。

また鄭次長は、金容疑者の秘密資金捜査と関連し、「裏づけ捜査の着手後、技術信用保証基金(技保)と信用保証基金(信保)の融資実務担当者5、6人を召喚調査した」とし、「(金容疑者の借名口座の資金追跡のために)最高検察庁に3、4人の口座追跡チームの派遣を要請した」と明らかにした。

検察は、技保、信保の関係者に対して、技保、信保の保証融資金62億ウォンの詐欺横領容疑で7月16日に拘束された金容疑者が同月27日、拘束適否審査の直前にすべて返済した経緯を調査した。さらに、金容疑者が返済した金額のうち、小切手を発行した銀行を確認して、金容疑者の資金の流れを把握したものとみられる。

口座追跡チームは、金容疑者が釜山蓮堤区蓮山洞(ヨンジェグ・ヨンサンドン)のマンションの施行事業を推進し、土地購入価格を膨らませるやり方で得た資金約230億ウォンのうち、まだ使途が明らかでない157億ウォンの資金の流れを追跡する予定だ。