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李明博氏「党のカラーと体制を見直す」

Posted August. 22, 2007 06:21,   

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ハンナラ党の李明博(イ・ミョンバク)大統領選候補が20日、党内予備選挙の選挙人団投票で、僅差で朴槿恵(パク・グンヘ)前代表に敗北したことについて、一部の参謀陣に対し激怒していたことがわかった。さらに、李候補は21日、党の最高委員会に初参加し、本格的な党の改革に取り組む構想を明らかにした。

李候補は最高委員会で、「これからスタートという観点で、党が様々な側面で新しくスタートする気分で出発しなければならない」とし、「カラー(アイデンティティ)や機能(体制)の面で真剣に検討する」と述べた。

李氏はさらに、「国民がハンナラ党に望んでいる時代的な精神と、そのような期待を持たせた原動力は何かについて、何日も徹夜してでも頭を寄せ合って悩み、国民の期待に近づいていく姿を見せなければならない」とし、このように強調した。

これに先立ち、李候補は同日朝、大統領選候補としての初の対外公式行事としてソウル銅雀洞(トンジャクドン)の国立燎忠園(国立墓地)を参拝後、「祖先に固い覚悟を申し上げたから、うまくいくはずだ。国もうまくいく」と感想を述べた。李氏は一方、20日の党大会直後、「事実上、我々が負けたのではないか。キャンプの議員たちは何をしていたのかわからない」と言い、「結果的に私一人でここまで持ってきたような気さえする。違うだろうか」と追及したと、キャンプ関係者が伝えた。

李氏はさらに、自ら紙で票を計算しながら「(非党員)選挙人団選出過程で失った数千票に加え、世論調査の反映比率のルールに従って確保できなかった票まで合わせると、1万票ほど失ったことになる」とし、「院内外の党協委員長たちを圧倒的に多く確保したと言っていたのに、肝心の投票結果は全然そうではなかった。その票は果たしてどこへ行ってしまったのか」と、強い不満をぶつけたという。

これに対してキャンプのある参謀は、「李候補が大勢論に酔ってきたキャンプ関係者らを責めると同時に、自分が党の意志でなく民意によって作られた候補だと考えている本音をもらしたもので、今後、党改革に負債意識を持たないという意味として受け止められている」とし、「選挙人団の投票結果が逆説的に改革のためのもうひとつの名分を提供した意味もある」と説明した。



taylor55@donga.com