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アフリカが強い!欧州は乱調 U17青少年W杯

アフリカが強い!欧州は乱調 U17青少年W杯

Posted August. 22, 2007 06:21,   

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「アフリカの突風」が激しい。18日開幕した2007・17歳以下青少年W杯が20日まで、グループ別リーグ1ラウンドを進め、参加24カ国が初試合を行った。

ふたを開けてみると、「黒い大陸」のアフリカチームが強い戦力を誇示している。今年で12回目を迎えるこの大会では、これまで、アフリカのナイジェリア、ガーナが2回ずつ優勝している。今大会でもナイジェリアとガーナが序盤から優勝候補にふさわしい威力を発揮した。

Fグループのガーナは2回目の本戦出場となる北中米の伏兵トリニダード・トバゴを迎え、ランスフォード・オセイが2ゴールを入れるなど、4−1で大勝。ゴール決定力もよかったが、速い側面攻撃とアフリカ選手ならではの柔軟なボールタッチを誇示し、欧州ビックリーグの随所で活躍しているガーナ代表の選手に劣らぬ実力を誇った。

Dグループのナイジェリアはフランスを下し、Eグループのチュニジアもベルギーを4−2で制した。韓国と同じグループのトーゴはコスタリカとの開幕戦を1−1で引き分けたが、内容面では相手を圧倒した。アフリカ4カ国はグループ別リーグの初試合で3勝1分を記録し、各大陸の中で最高の成績を残した。

このほか、大会最多(3回)優勝国のブラジル(Bグループ)はやはり強かった。ブラジルはニュージーランドを相手にファビニュが国際サッカー連盟(FIFA)主管大会最速となる9秒でゴールを決めるなど、7ゴールを記録した。特に、7得点も入れながら、得点者がすべて異なるほど、多様な攻撃ルーツを誇った。

一方、ブラジルとともに南米の強豪として注目を集めたアルゼンチン(Cグループ)は、シリアと得点なしで引き分けた。アルゼンチンはゴール決定力が不発で、代表チームの華やかな個人技も見当たらなかった。

アジアも比較的善戦した。開催国の韓国はペルーに負けたものの、Dグループの日本はハイチを3−1で下し、Eグループのタジキスタンも米国を相手に4−3の逆転勝ちを果たした。シリアは強豪のアルゼンチンと引き分け、「ダークホース」に浮上した。

欧州チームはやや低調だった。フランス、ベルギーが敗北を喫し、ドイツ(Fグループ)とイングランド(Bグループ)はそれぞれコロンビア、北朝鮮と厳しい試合を行った末、引き分けに止まった。伝統的に青少年チームが強いスペイン(Cグループ)のみが欧州チームの中で唯一勝利を収めた。



bluesky@donga.com