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南北首脳会談、10月2日に延期

Posted August. 20, 2007 03:02,   

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28日から30日に平壌(ピョンヤン)で開かれる予定だった第2回南北首脳会談が、10月2日から4日に延期された。

首脳会談を準備していた大統領府と政府は、突然飛び込んだ首脳会談延期の知らせに戸惑いを隠せず、真意の把握と対策に乗り出した。

北朝鮮は、18日午前9時20分頃、会談の実務総責任者である金養建(キム・ヤンゴン)統一戦線部長名で金万福(キム・マンボク)国家情報院長に電話通知文を送り、最近発生した大規模な豪雨被害による復旧が急務だとし、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の平壌訪問を10月上旬に延期することを要請した。

また北朝鮮は同日、板門店(パンムンジョム)南北連絡官接触を通じて、救援物資だけでなく、復旧資材の支援も要請した。

政府は同日午後2時、緊急南北首脳会談推進委員会を開き、北朝鮮側の提案を受け入れることを決め、盧大統領の他の日程を考慮して、10月2日から4日に調整して開催することを北朝鮮側に伝え、北朝鮮側もこの提案に同意した。

千皓宣(チョン・ホソン)大統領府報道官は19日、「一部で様々な憶測があるが、首脳会談の延期に他意はなさそうだ。北朝鮮側の電通文にも、豪雨被害が深刻だということが切実な口調で表れている」としつつ、「南北首脳会談を十分に準備できる面がある」と述べた。

姜在渉(カンジェソプ)ハンナラ党代表は、「首脳会談が延期された背景に、北朝鮮の豪雨被害ではなく別の理由があるのではないか憂慮される」と述べ、「大統領選挙用」疑惑を提起した。

南北首脳会談が10月上旬に延期されたことで、9月末に盧大統領が米ワシントンで開く予定だった韓米首脳会談は、時期の調整が避けられなくなった。一部では、来月上旬に開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議で韓米首脳会談が実施されれば、これで両国首脳会談が代替されるという観測も流れている。

21日に予定された李𨛗世(イ・グァンセ)統一部次官を団長とする35人の先発隊の派遣は、ひとまず取り消され、首脳会談関連で大統領府で開く予定だった諮問団会議や経済人懇談会などの日程も、調整されるもようだ。

いっぽう政府は、北朝鮮の被害の深刻さを考慮し、生活必需品や医薬品など71億ウォン相当の緊急救援物資を23日から25日にかけて陸路を通じて支援する方針だ。

李在禎(イ・ジェジョン)統一部長官は19日、「救援物資を速かに陸路で伝えるという韓国の提案に今日北朝鮮が合意した。週明けに国会報告と交流協力推進協議会の議決を経て、輸送する」と述べた。そして、「対北朝鮮協力民間団体協議会が、マッチングファンドで参加してほしいと政府に要請してきたので、約30億ウォンの支援を考慮している」と付け加えた。



jin0619@donga.com myzodan@donga.com