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ロシア、「天然ガス、海底ガス管を通じて韓国に輸出」

ロシア、「天然ガス、海底ガス管を通じて韓国に輸出」

Posted July. 11, 2007 03:13,   

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ロシアが沿海州と東海(トンヘ、日本名=日本海)岸をつなぐ海底ガス管建設を計画中であることがわかった。ロシアの国営エネルギー企業、ガスプロムは、先月29日に発表した年例報告書に、サハリンと東シベリアで生産される天然ガスを、ウラジオストクから海底ガス管で東海岸に輸出するガス供給計画を盛り込んだ。最近まで有力な輸出ルートとして検討されていた東シベリア〜中国大連〜韓国平沢(ピョンテク)ラインは、報告書から除外された。北朝鮮に陸上ガス管を設置する計画も、報告書に含まれなかった。これに先立ち、同社のアレクサンドル・メドベデプ輸出担当副会長は27日、記者会見で、「陸上ガス管のほうが経済的だが、南北関係にかかわる様々な制限のため(建設が)萎縮している」と述べ、海底ガス管建設計画を示唆した。同社のアンドレイ・チェルニフ広報部長は、「(東海)海底ガス管建設計画は、幹部の指示で立てられたものだ。15年頃に最終案が出るまでに変わるかもしれないが、年例報告書どおり建設される可能性が大きい」と説明した。海底パイプライン建設は、ガスプロムが担当することになると予想される。韓国とロシアは昨年、政府間交渉を通じて、ガスプロムを唯一のガス供給会社に指定した。ロシアは輸出を増やすため、サハリンからハバロブスクを経てウラジオストクにつながるガス管も増設する計画だ。来年から韓国が採り入れるサハリン・ガスは年間150万トンで、韓国のガス消費量の6%にあたる。



viyonz@donga.com