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双竜車労組が変わった

Posted June. 30, 2007 04:14,   

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双竜(サンヨン)自動車労組が基本給5%引き上げを骨子にした賃金交渉案を受け入れ、今年の賃金交渉が紛糾なく終了した。昨年には会社側と激しく対立した双竜車労組は、今年は韓米自由貿易協定(FTA)反対ストにも参加しないなど確実に変わった様子をみせている。

双竜車は29日、今年の賃金交渉案に対する労組組合員の賛否投票の結果、52.6%の賛成で可決したと発表した。

今回の労使合意には、△基本給5万ウォン引き上げ△販売目標達成激励金200万ウォン支給△雇用保障、投資執行、透明経営の三つの特別協約などが盛り込まれている。現代(ヒョンデ)自動車労組に劣らない強硬労組として有名だった双竜車労組がこのように変わったのには、グローバル自動車競争で生き残るため、「名分」の代わり「実利」を選んだからだ。実際に、双竜車労組代議員を除いた一般労組員たちは、今回のストに不参加を宣言し生産ラインを守り、政治ストに左右されない姿を見せた。



changkim@donga.com