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李明博と朴槿恵の両陣営、「大運河報告書流出」で連日攻防

李明博と朴槿恵の両陣営、「大運河報告書流出」で連日攻防

Posted June. 26, 2007 03:17,   

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李明博(イ・ミョンバク)前ソウル市長側と朴槿恵(パク・グンヘ)前ハンナラ党代表側は25日にも、「大運河再検討報告書」の変造および流出の背後説をめぐり、鋭い攻防を繰り広げた。

李前市長陣営は、政府と朴前代表側を圧迫した。李前市長サイドの座長格である李在五(イ・ジェオ)最高委員は25日の最高委員会議で、「大統領府が、京畿(キョンギ)地方警察庁に事件を任せておきながら、事件の展開方向と捜査範囲まで提示している」としつつ、「警察調査の結果を誰が信じるだろうか。ただちに捜査主体を最高検察庁中央捜査部に移す必要がある」と主張した。

張光根(チャン・グァングン)陣営スポークスマンは、△4つのバージョンの報告書作成の経緯、△京畿警察庁への捜査指揮の背景、△ソウル市政開発研究院への家宅捜索の理由、△報告書流出過程の特定陣営の関連性などの疑惑が究明されなければならないと主張した。

朴亨逷(パク・ヒョンジュン)陣営スポークスマンは、「朴前代表側は、大運河大検討報告書に関する内容を外郭組職の諮問関係者から聞いたと言ったが、諮問関係者が誰なのか明らかにしなければならない」と述べ、警察が報告書流出者と見ている結婚情報会社代表の金氏と朴前代表陣営との関係の可能性を提起した。

背後説を提起した李前市長側の鄭斗彦(チョン・ドゥオン)議員は同日、報道資料を通じて、「劉議員の『劉』も言及していないのに、劉承旼(ユ・スンミン)議員は、『鄭議員が私を名指しした』と言って虚偽の発言をした。これは名誉毀損であり党を分裂させる行為だ」として、党に懲戒要求書を提出した。

これに対して、朴前代表側の劉承旼議員は、「李明博候補と陣営は、口さえ開けば嘘をつくのか。嘘が明らかになったにもかかわらず、無理を言って我を通す姿を見ていると、はたしてこのような方々が国政を引き受けて、国が大丈夫なのか心配だ。鄭議員が謝罪しなければ、党に厳重な懲戒を再度求める」と述べた。

李恵薫(イ・ヘフン)陣営スポークスマンは、「捜査で、朴前代表陣営が報告書流布と関係がないことが明らかになったにもかかわらず、(鄭議員は)一言の謝罪もなく、論点を変えて『誰が誰と近いから背後』といった具合のばかげた発言ばかりしている。議員職をかけて根拠を明らかにし、実名で堂々と述べよ」と圧迫した。そして、「李前市長が側近を厳しく処罰しないなら、『卑劣な誹謗に明け暮れる輩の座長』という評価は免れないだろう」と述べた。

李スポークスマンは同日、記者会見を開き、あるインターネット・メディアの報道を引用して、「李前市長の後援組織である『希望の世の中21・山嶽会』が、大規模な不法行為をはたらいた証拠があると言われているが、私組織の構成の処罰の事例に照らして、(李前市長が)候補資格の維持に深刻な問題を引き起こす可能性が高い」と主張した。

両陣営は、運河による飲み水問題に関する論争を再び繰り広げた。

朴前代表陣営の金在原(キム・ジェウォン)スポークスマンは、「李前市長側が、飲み水として川辺の濾過水を考えているが、水道水の料金を10倍に引き上げるかもしれない問題だ」とし、公開討論を提案した。

これに対し、李前市長陣営の朴勝煥(パク・スンファン)韓半島運河推進本部長は、「浄水処理の過程で生産単価が大きく下がり、水道水の価格はまったく上がらない。途方もない嘘で国民を惑わしている」と反ばくした。



sunshade@donga.com mhpark@donga.com