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「平昌冬季五輪、いまこそ8年間の農業の実を結ぼう」

「平昌冬季五輪、いまこそ8年間の農業の実を結ぼう」

Posted June. 23, 2007 04:33,   

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10年に続いて再挑戦している平昌(ピョンチャン)誘致委員会は、浮動票の行方が決まるこれからの広報が、「8年農業」の実を結ぶことになるという判断の下で、総力を傾ける覚悟だ。

▲シャンペンを開けるにはまだ早いが…

これまでに示された各種指標では、平昌が有利であるのは事実だ。平昌は4日発表されたIOC調査評価委員会の現地実体調査報告書で、競争都市であるオーストリア・ザルツブルクとロシア・ソーチを圧倒していた。4月、五輪専門サイト「ゲイムスビズドットコム(GamesBids.com)」の誘致指数でも64.90点を得て、ザルツブルク(63.93点)、ソーチ(60.95点)を追い抜き、誘致戦に跳び込んで以来初めてトップに上った。平昌は、同サイトで実施する誘致可能性アンケートでも22日現在、45%の支持を得、ザルツブルク(28%)とソーチ(24%)を遥かに上回っている。

▲4年前の涙の逆転負けを教訓に…

しかし、ここで気を緩めてはいけない。各種指標は参照事項であって、ただの数字であるだけだ。平昌は、4年前のプラハ総会でも第1次投票では、カナダ・バンクーバーに51−40でリードしていたが、ザルツブルクが除かれてから、わずか5分後に実施された第2次投票では53−56で逆転負けしてしまった。IOC委員の表心は、風に揺らぐ葦のように千変万化する。大詰めの浮動票確保が重要な理由だ。

▲投票の方法

7月5日午前6時30分、無記名電子投票を実施する。第1次投票で過半数を得た都市が出てこなければ、上位の二つの都市が第2次投票を始める。第1次投票では、111人のIOC委員の中で、ジャック・ロゲ委員長と韓国の李健煕(イ・ゴンヒ)、朴容晟(パク・ヨンソン)委員、オーストリア委員1人、ロシア委員3人は参加しない。オーストリアに大会場所を一部貸しているドイツの委員2人も参加しない。

候補都市プレゼンテーションは、ソーチ—ザルツブルク—平昌の順で行う。プレゼンテーションが浮動票を吸収する最後のチャンスという点で、平昌はIOC委員たちに投票直前、強烈な印象を残すことができるようになった。



zangpabo@donga.com